無線ICタグ装置及びRFIDシステム

開放特許情報番号
L2010005379 この特許が掲載されている活用例集をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2010/9/17
最新更新日
2017/10/19

基本情報

出願番号 特願2005-131602
出願日 2005/4/28
出願人 太田 智三、小川 英一
公開番号 特開2006-311239
公開日 2006/11/9
登録番号 特許第4452865号
特許権者 太田 智三、株式会社シリックス
発明の名称 無線ICタグ装置及びRFIDシステム
技術分野 情報・通信、電気・電子、その他
機能 検査・検出、機械・部品の製造、その他
適用製品 物品の生産・物流・販売・リサイクル過程での効率化、人や物の管理・安全確保などの分野
目的 この発明は、簡易構成・高感度であり、金属物体等にも実装可能な無線ICタグ装置を提供する。
効果 この発明の無線ICタグ装置によれば、1つの誘電体基板に形成した2つのパッチ導体、または、独立した誘電体基板に形成した少なくとも2つのパッチ導体の強い平面共振を利用して無線ICタグのタグアンテナに流れる電流を強くしているので、小型で高感度の無線ICタグ装置を実現することができる。
技術概要
近年、RFIDシステムにおける無線ICタグは、物品のトレーサビリティ利用や、ユビキタス通信社会の構築などの重要素子として注目されている。しかしながら、ダイポールアンテナを利用した一般的な無線ICタグは小型で安価であるが、通信感度は低いという問題があり、また、各種の金属筐体・物品、コンテナ、液体で充填された容器などに実装する場合は、それらの影響を受けてしまい、RFIDシステムの通信品質に悪影響が及ぶという問題などがあった。この発明の無線ICタグ装置は、誘電体基板1に2つのパッチ導体2A,2Bと接地導体3を形成した電波偏波変換共振反射器D1と無線ICタグ4とを組み合わせ、それら2つのパッチ導体の平面共振による効果によって無線ICタグ4のタグアンテナに流れる電流を強くすることで、小型で高感度の無線ICタグ装置を実現する。さらに、誘電体基板1の下面(実装面)に接地導体3を形成することにより、接地導体3側への電波(電界成分)の放射をなくし、金属で構成される物体や液体を収容する容器等であっても、無線ICタグ装置T1を実装できるようになされている。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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