出願番号 |
特願2009-011310 |
出願日 |
2009/1/21 |
出願人 |
独立行政法人情報通信研究機構 |
公開番号 |
特開2010-171649 |
公開日 |
2010/8/5 |
登録番号 |
特許第5263740号 |
特許権者 |
国立研究開発法人情報通信研究機構 |
発明の名称 |
無線通信システム及び無線通信方法 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
無線通信システム |
目的 |
近年、広帯域な信号を近距離間で高品質に伝送するための一手法として、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)が提案されている。WPANとしては、ミリ波帯(例えば60GHz)の電波を利用した無線通信システムがあり、デバイス間でビームフォーミングを行うものが知られている。そして、ビームフォーミング処理においてどのビームがベストであるかを決めるために、SNRを推定する。 この発明は、SNRの推定精度を高めて、ベストなビームを容易かつ確実に決めることができることを目的とする。 |
効果 |
SNR値が閾値以上である場合に、ビームフォーミングが成功した旨を示す情報が送信されるので、ベストビームを容易かつ確実に決めることができる。ここで、閾値は、分解能の最小範囲の上限値に基づいて予め定められたものである。このため、ベストビームを選択するのに必要なSNRが精度高くかつ確実に推定されている。 |
技術概要
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無線通信方法は、第1デバイス10と第2デバイス20との間でビームフォーミング技術を利用した無線通信を行うためのものである。無線通信を開始するにあたり、第1デバイス10と第2デバイス20との間のビームフォーミングに関するSNR値を推定する(S106)。続いて、SNR値と上方閾値とを比較する(S108)。その比較の結果、SNR値が上方閾値以上である場合に、第2デバイス20は、第1デバイス10との間のビームフォーミングが成功した旨を示す情報を第1デバイス10へと送信する(S122)。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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