ビームフォーミング技術を利用した無線通信方法及び無線通信システム

開放特許情報番号
L2010005369
開放特許情報登録日
2010/9/17
最新更新日
2023/1/17

基本情報

出願番号 特願2009-011296
出願日 2009/1/21
出願人 独立行政法人情報通信研究機構
公開番号 特開2010-171648
公開日 2010/8/5
登録番号 特許第5263739号
特許権者 国立研究開発法人情報通信研究機構
発明の名称 ビームフォーミング技術を利用した無線通信方法及び無線通信システム
技術分野 情報・通信
機能 制御・ソフトウェア
適用製品 無線通信システム
目的 近年、広帯域な信号を近距離間で高品質に伝送するための一手法として、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)が提案されている。WPANとしては、ミリ波帯(例えば60GHz)の電波を利用した無線通信システムがあり、トレーニングシーケンスを行うことによって、優れた送信用のリンクをセットアップすることができる。 しかし、優れたリンクをセットアップするために、送信側デバイスはトレーニングシーケンスに対応するデータを何回も送信する必要がある。 この発明は、セットアップに必要な時間を削減することを目的とする。
効果 ベスト受信方向の決定がベスト送信方向の決定の後に行われるので、複数の送信方向と複数の受信方向の全ての組み合わせを考慮する必要をなくすことが可能となり、その結果、セットアップ(第1デバイス10と第2デバイス20との間のリンク確立)に必要な時間を削減することができる。 また、決定したベスト送信方向及びベスト受信方向に関する情報を用いて無線通信を行うことで、クワジオムニビームのアンテナでのゲインを十分に高めることが可能となる。
技術概要
無線通信方法では、電波を用いて、無線通信が行われる。電波としてはクワジオムニビームが用いられる。そして、無線通信を行うために必要なビームフォーミングを行う。この際、まず、電波を送信するビームフォーマー(10)が、送信すべきクワジオムニビームのベスト送信方向を、複数の送信方向の中から決定する。続いて、電波を受信するコンバイナー(20)が受信すべきクワジオムニビームのベスト受信方向を複数の受信方向の中から決定する。 このように、ベスト送信方向の決定とベスト受信方向の決定とを個別に行う。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では、みなさまに
ご活用いただきたい成果(シーズ)を、以下に公開しています。
製品化や技術移転など、お気軽にご相談ください。

https://www2.nict.go.jp/oihq/seeds/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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