出願番号 |
特願2008-193937 |
出願日 |
2008/7/28 |
出願人 |
学校法人慶應義塾 |
公開番号 |
特開2010-034792 |
公開日 |
2010/2/12 |
登録番号 |
特許第5187842号 |
特許権者 |
学校法人慶應義塾 |
発明の名称 |
ネットワークの電源制御方法及びネットワークの電源制御装置 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
複数のノードにより構成されるネットワーク、ノードの処理能力、ノード間の通信能力、ネットワークの利用者の活動状況 |
目的 |
ネットワークに要求される通信量が減少した時、予め決められたノードの動作クロックを低くする等、ノードの機能を低下させ電力の消費を押さえる方法は、ノードの機能を低下させるものであり、ノードの電源を落とし消費電力を大きく低減することはできず、また、機能を低下させるノードを予め決定しておくものであり、ネットワークが処理すべき通信量、或いは通信の集中度等を考慮した最良のネットワークの状態を実現することはできないことの改善。 |
効果 |
多くのノードと通信路を有するネットワークにおいて、通信量の減少に対応して不要なリソースの電源をオフとし、消費電力の低減を図る場合、ネットワークに要求される能力を維持しつつ、最も消費電力を少なくすることが可能なリソースの組合せを迅速に決定することが可能となる。 |
技術概要
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この技術では、ネットワーク内の通信路の構成を二進パターンにより表し、通信路の電源のオン/オフの組合せを順次検討することにより、要求される通信能力を維持することが可能なリソースの組合せを探査し、それら組合せから消費電力が最も小さい組合せを選択するものである。これにより、ネットワーク機器の電源を通信路単位、或いはノード単位で制御し、省電力ネットワークを実現するための構成とするものである。不要な通信路或いはノードの電源を落とすことで、電源を落としてもネットワークに要求される通信量を維持することが可能であり、且つ消費電力の低減効果が最も高い通信路或いはノードを決定するものである。また、通信路だけでなく、ノードを構成する機器単位での電源制御や、データセンターにおけるディスク割り当て制御などに応用可能である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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