| 出願番号 | 
	特願2008-187174         | 
	
	
	| 出願日 | 
	2008/7/18 | 
	
	
	| 出願人 | 
	独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 | 
	
	
	| 公開番号 | 
	特開2010-024348         | 
	
	
	| 公開日 | 
	2010/2/4 | 
	
	
	| 登録番号 | 
	特許第5544561号 | 
	
	
	| 特許権者 | 
	国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 | 
	
	
	| 発明の名称 | 
	温度感度を低減した感圧塗料および感圧センサ | 
	
	
	| 技術分野 | 
	有機材料、輸送 | 
	
	
	| 機能 | 
	検査・検出、材料・素材の製造、表面処理 | 
	
	
	| 適用製品 | 
	温度感度を低減した感圧塗料、温度計測誤差を低減した感圧塗料、感圧センサ、感圧塗料を用いた圧力場計測、航空宇宙分野の風洞実験 | 
	
	
	| 目的 | 
	感圧塗料を用いた圧力場計測が、航空宇宙分野の風洞実験において注目されている。この計測は、感圧塗料に含まれた色素の発光強度が酸素により消光する現象を利用したものである。しかし、感圧塗料の発光強度は温度にも感応する特性を有しているため、圧力データに含まれる温度感度に起因する計測誤差は無視できない。そこで、感圧塗料(感圧色素)の発光データに含まれる温度計測誤差を低減し計測精度を高めることが出来る感圧塗料および感圧センサを提供する。 | 
	
	
	| 効果 | 
	この感圧塗料および感圧センサは、次のことが期待出来る。@温度依存性が極めて小さく、従来の感圧塗料で必要とされた温度補正用の感温塗料を使用せずに圧力計測精度を高めることができる。A温度補正用の感温塗料が不要で、被測定物に対する計測範囲及び姿勢についての特別な制約がなくなる。B温度による計測誤差を受けにくいため圧力変化の小さい低速試験においても使用でき、鉄道や自動車への適用が期待できる。C有害な有機溶媒を使用しなくても塗料を作製することができる。 | 
	
	
	技術概要
   | 
	温度補正用の感温塗料を使用することなく、感圧塗料(感圧色素)の発光データに含まれる温度計測誤差を低減し計測精度を高めることが出来る感圧塗料および感圧センサに関する。この感圧塗料は、圧力に応じた発光特性を示す感圧色素と、この感圧色素を物体表面に固着させるポリマーがバインダーとして溶媒に溶解されて成る感圧塗料であって、ポリマーはメタクリル酸1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロイソプロピル(HFIPM)が単独重合して出来た高分子化合物(Poly(HFIPM))、またはこのHFIPMとメタクリル酸イソブチル(IBM)との共重合高分子化合物である。溶媒としては酢酸エチルが好ましい。感圧色素として、PtTFPP、PdTFPP、PtOEP、PdOEP、PtTPP、PdTPP又はポルフォラクトン化合物を挙げることができる。この感圧塗料に、上記感圧色素を使用することにより、被測定物の表面に塗布して感圧センサの形態で使用する場合に、被測定物表面の圧力を精度良く計測することが可能となる。 | 
	
	
	| イメージ図 | 
	 | 
	
	
	| 実施実績 | 
	【無】    | 
	
	
	| 許諾実績 | 
	【無】    | 
	
	
	| 特許権譲渡 | 
	【否】
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	| 特許権実施許諾 | 
	【可】
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