出願番号 |
特願2008-053087 |
出願日 |
2008/3/4 |
出願人 |
独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 |
公開番号 |
特開2009-213242 |
公開日 |
2009/9/17 |
登録番号 |
特許第4696212号 |
特許権者 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
発明の名称 |
キャパシタ電源システム |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信、その他 |
機能 |
制御・ソフトウェア、機械・部品の製造、その他 |
適用製品 |
電源装置 |
目的 |
この発明は、キャパシタモジュールを構成するキャパシタバンクの充放電状態のばらつきを防止しつつ、出力電圧の変動を任意の範囲内に抑える。 |
効果 |
この発明に係るキャパシタ電源システムは、キャパシタモジュールを構成する各キャパシタバンクの個体差に起因する充放電状態のばらつきを防止するために設けられるバランス回路を利用して各キャパシタバンク間にてエネルギーを交換することにより、中間タップ端子を用いた充放電による各キャパシタバンクの充放電状態の不均一化を防止しつつ、各キャパシタバンクの電圧に応じて負荷に接続される中間タップ端子を切り替えることにより出力電圧をある任意の一定範囲内に抑えることができる。 |
技術概要
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キャパシタは、従来の二次電池と比較して、充放電の状態に応じて出力電圧が大きく変動するという特性を持っている。一般に、電子機器類は、それぞれの動作電圧にある程度の幅を持っているが、その動作電圧範囲外においては動作が不安定もしくは非動作となってしまう。このため、複数のキャパシタバンクを直列に接続する方法が採られているが、バンク間の充放電状態のばらつきが発生し、キャパシタバンクのエネルギーを最大限に活用できないという問題があった。この発明のキャパシタ電源システムは、キャパシタモジュールの各キャパシタバンクに並列に接続され、各キャパシタバンクの充放電状態のばらつきを補正するバランス回路と、キャパシタモジュールの各キャパシタバンクの電圧を検出する電圧検出部と、電圧検出部の検出結果に基づいてスイッチを切り替えて中間タップ出力端子を選択するスイッチ制御部とを備え、出力電圧をある任意の範囲内に抑えつつ、各キャパシタモジュールの電圧のばらつきを防止する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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