エルゴチオネインを利用したクローン病の診断および治療

開放特許情報番号
L2010004935
開放特許情報登録日
2010/8/27
最新更新日
2013/11/29

基本情報

出願番号 特願2008-033588
出願日 2008/2/14
出願人 国立大学法人金沢大学
公開番号 特開2009-192383
公開日 2009/8/27
登録番号 特許第5376421号
特許権者 国立大学法人金沢大学
発明の名称 エルゴチオネインを利用したクローン病の診断および治療
技術分野 食品・バイオ、有機材料
機能 検査・検出、安全・福祉対策
適用製品 エルゴチオネインを利用したクローン病の診断および治療、クローン病診断用キット、クローン病の罹患リスクを判定する方法、クローン病の罹患リスク判定用キット
目的 クローン病は、原因不明の炎症性腸疾患である。クローン病の原因は、遺伝的素因、ウイルス、環境因子、食餌因子等の報告があるが定説はない。治療は、原因が不明で、根本的治療法はなく、対症療法として食餌療法や薬物療法といった内科的治療が選択されることが殆どである。クローン病の診断は、腸カメラによる目視が主体で、特異的な所見が無いため、確定診断は消去法で行われる。そこで、クローン病の病態や発症におけるOCTN1及びエルゴチオネインの関与を解明することにより、クローン病の診断と治療のための新規な手段を提供する。
効果 この技術によれば、被験者から単離したサンプルを用いてクローン病の罹患を簡便かつ非侵襲的に診断することができる。また、特定ディプロタイプの検出により、発症前にクローン病の罹患リスクを評価することができる。さらに、エルゴチオネインやその類縁体を投与することにより、低エルゴチオネイン状態を改善して、クローン病を含む炎症性腸疾患を根本的に予防あるいは治療することができる。
技術概要
このクローン病の診断方法は、被験者から単離された体液中における、エルゴチオネインレベルを指標として、被験者がクローン病に罹患しているか否かを判定する方法である。このエルゴチオネインレベルが健常人と比較して有意に低い場合、被験者はクローン病に罹患している可能性が高いと判定する。エルゴチオネインレベルはエルゴチオネイン特異的抗体を用いた免疫学的方法或はHPLCにより測定される。免疫学的方法は、免疫沈降法、並びにウエスタンブロット法、ドットブロット法、スロットブロット法等を含む固相免疫法から選ばれる。この方法に利用されるクローン病診断用キットも提供される。このキットは、必須の構成要素としてエルゴチオネイン特異的抗体を含む。別の実施形態として、被験者のクローン病の罹患リスクを判定する方法、クローン病の罹患リスク判定用キット、並びにエルゴチオネイン又はその類縁体を有効成分とするクローン病の予防又は治療用組成物が提供される。図は、OCTN1ノックアウトマウスと野生型マウスのメタボローム解析結果、各部位のエルゴチオネイン量、血中(右)及び血漿(左)エルゴチオネイン量、エルゴチオネインの腸管残存量(右)及び尿中排出量(左)を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
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