細胞の懸濁培養方法

開放特許情報番号
L2010004894
開放特許情報登録日
2010/8/27
最新更新日
2010/8/27

基本情報

出願番号 特願平10-182450
出願日 1998/6/29
出願人 金沢大学長
公開番号 特開2000-004876
公開日 2000/1/11
登録番号 特許第2997771号
特許権者 国立大学法人金沢大学
発明の名称 細胞の懸濁培養方法
技術分野 食品・バイオ、有機材料
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 細胞の懸濁培養、灌流培養、ホルモン・サイトカイン・モノクローナル抗体などの生理活性物質の大量産生技術
目的 細胞の大量培養による有用な生理活性物質の大量産生技術が求められてきた。細胞を大量且つ高密度で培養するためには、生育阻害物質を含む古い培養液を槽外に適宜排出しながら、新しい培養液に交換する灌流培養が不可欠となるが、従来の方法は、分離効率の低さ、装置の複雑さ、スケールアップの困難性、細胞毒性の可能性などの問題があった。そこで、効率的且つ簡易な灌流培養を可能にする方法を提供する。
効果 培養液中にレクチンを添加して細胞を速やかに凝集、沈降せしめて、培養液と細胞を分離することにより、古い培養液の除去および新しい培養液の補充が容易になる。レクチンは天然の物質であるので、従来用いられていた人工の凝集活性物質とは異なり、細胞毒性を実質的に示さない。従来必要とされた複雑な操作または機器が一切不要なため、工業的規模で灌流培養を自動化することが可能となり、モノクローナル抗体およびサイトカインなどの有用な生理活性物質を安価に大量生産できる。
技術概要
天然の凝集活性物質を用いる灌流培養方法に関する。つまり、@培養液にレクチンを添加した後又は添加する前に、この培養液に細胞を懸濁して細胞を培養するステップ、A培養液中のレクチンの作用により凝集した細胞と培養液を分離し、培養液の一部または全部を除去するステップ、B細胞に培養液を新たに補充し、任意の時点でこの培養液にレクチンを添加して細胞を培養するステップ、CA及びBの操作を反復するステップからなる。また、@培養液に、レクチンのタンパク質部分をコードする遺伝子が導入された組換え細胞を懸濁してこの細胞を培養するステップ、A培養液中のレクチンの作用により凝集した細胞と培養液を分離して、培養液の一部または全部を除去するステップ、B細胞に培養液を新たに補充し、細胞を培養するステップ、CA及びBの操作を反復するステップとからなる細胞の培養方法が提供される。図は、LOX-2 細胞の連続培養およびこの細胞によるモノクローナル抗体の産生量を示す図、インゲン豆レクチン(PHA-L)存在下でのLOX-2 細胞及びSP-2細胞の静置培養の経時変化を示す図、並びにダイズレクチン存在下でのLOX-2 細胞の静置培養の経時変化を示す図である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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