出願番号 |
特願2008-105291 |
出願日 |
2008/4/15 |
出願人 |
国立大学法人 東京医科歯科大学 |
公開番号 |
特開2009-254481 |
公開日 |
2009/11/5 |
登録番号 |
特許第5316930号 |
特許権者 |
国立大学法人 東京医科歯科大学 |
発明の名称 |
ポンプ |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
ポンプ、ドラッグデリバリーシステム、DDS、医療用途 |
目的 |
特定の物質と反応して体積変化(圧力変化)を生じる感応膜を用いた、新規な構造のポンプの提供。 |
効果 |
電気や熱を供給することなく、流体中に含まれる特定の物質と反応して体積変化を生じる感応膜を使用して流体を輸送するポンプを提供できる。 |
技術概要
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この技術では、流体に含まれる特定物質(基質)と反応して気体を消費する感応膜を用いて減圧状態を生じさせ、その減圧状態を利用して流体を輸送するポンプを提供する。このポンプは、密閉された空間を有するセルと、空間を、流体が通過する流体室と大気中に開放可能な気体室とに分割する膜部材であって、膜部材が、流体に含まれる特定物質(基質)と反応して気体を消費する感応膜と、流体が透過不能であるとともに伸縮性を有する作動膜と、を有する膜部材と、を備える。流体室中の流体が輸送される過程としては、流体中に特定物質が含まれていた場合、感応膜が特定物質と反応し、この反応により気体室内の気体が消費されて気体室が減圧され、作動膜が気体室側へ吸引されて伸長する。そして作動膜の伸長により流体室の体積が増加し、その結果流体室へ流体が流れ込み、気体室を大気解放して常圧に戻し、作動膜を元の状態に戻し、流体室に流れ込んだ流体を流体室から排出する。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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