出願番号 |
特願2005-276745 |
出願日 |
2005/9/22 |
出願人 |
国立大学法人鳥取大学 |
公開番号 |
特開2007-082845 |
公開日 |
2007/4/5 |
登録番号 |
特許第4117355号 |
特許権者 |
国立大学法人鳥取大学 |
発明の名称 |
内視鏡処置具 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
内視鏡的粘膜切除術、EMR、内視鏡処置具、早期胃癌 |
目的 |
内視鏡ないし内視鏡処置具の挿入が一度ですみ、一人で操作でき、しかも簡単な構成でありながら容易に病変部を持ち上げることができ、以てITナイフ等で筋層を穿孔することなく安全に病変部の切除を行うことができる内視鏡処置具の提供。 |
効果 |
固定具自体が第2の把持鉗子からなるので、この第2の把持鉗子で病変部の周囲組織を把持固定し、第1の把持鉗子で病変部を持ち上げることができる。そのため、病変部の周囲組織を安定に固定することができるので、ITナイフやフックナイフ等による病変部の切開がより容易となり、筋層穿孔の可能性もより少なくすることができる。 |
技術概要
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この技術では内視鏡処置具は、可撓性チューブ内を通された第1の可撓性シースの先端に取り付けられた第1の把持鉗子と、第1の可撓性シース内を通された第1の把持鉗子操作用ワイヤと、可撓性チューブ内を通された第2の可撓性シースと、可撓性チューブの先端部側に配置され、第2の可撓性シースの一方端部に設けられた病変部の周囲組織を把持して固定し得る第2の把持鉗子からなる固定具と、第2の可撓性シース内を通された第2の把持鉗子操作用ワイヤと、を備える。第2の可撓性シースは、第1の把持鉗子を可撓性チューブ側へ引き込んだときに第1の把持鉗子の周囲を迂回して第2の把持鉗子が第1の把持鉗子の前方へ位置するように予め成形処理されているとともに、第2の把持鉗子を可撓性チューブから押し出したときには第1の把持鉗子から外方へ位置するように予め成形処理してなるものとする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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