出願番号 |
特願2005-201801 |
出願日 |
2005/7/11 |
出願人 |
国立大学法人鳥取大学 |
公開番号 |
特開2007-014306 |
公開日 |
2007/1/25 |
登録番号 |
特許第4528972号 |
特許権者 |
国立大学法人鳥取大学 |
発明の名称 |
染色体組み込みマンノース発酵性ザイモモナス属細菌 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
マンノース発酵性、未利用セルロース系バイマス、燃料用エタノール、ザイモモナス属細菌 |
目的 |
マンノースを含有する原料からのエタノールの効率的な生産のために、ホスホマンノースイソメラーゼをコードする遺伝子をザイモモナス属細菌の染色体に組み込み、安定したマンノース発酵性を付与した組換え微生物を構築することの実現。 |
効果 |
ホスホマンノースイソメラーゼをコードする遺伝子をザイモモナス属細菌に導入することより、ザイモモナス属細菌自体の有する優れたエタノール生産性を利用したマンノース発酵性を付与できる。また、染色体への組み込みにより、マーカー等の薬剤の必要性なく、安定なマンノース発酵性の付与が可能となる。したがって、この細菌を用いることにより、マンノースを含有する原料からのエタノールの生産を効率的に行うことが可能となる。 |
技術概要
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この技術では、ホスホマンノースイソメラーゼをコードする外来遺伝子を、相同組換え法によるダブルクロスオーバーによってザイモモナス属細菌の染色体上の標的遺伝子内に組み込んでなるザイモモナス属細菌を提供する。外来遺伝子がエシェリヒア・コリ(Escherichia coli)由来であるものとする。標的遺伝子が、レバンスクラーゼ遺伝子であるものとする。マンノース発酵性を付与するザイモモナス属細菌としては、ザイモモナス属の細菌であれば、特に限定するものではないが、通常、エタノール産生に使用されるザイモモナス・モビリスが好ましい。Zymomonas mobilis Z6 E2:manA(FERM AP−20581)であるものとする。組み換えザイモモナス属細菌を得るために使用するホスホマンノースイソメラーゼをコードする外来遺伝子は、マンノース分解能を有する供与体微生物から得ることができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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