出願番号 |
特願2005-157371 |
出願日 |
2005/5/30 |
出願人 |
国立大学法人信州大学 |
公開番号 |
特開2006-328028 |
公開日 |
2006/12/7 |
登録番号 |
特許第4934802号 |
特許権者 |
国立大学法人信州大学 |
発明の名称 |
リンパ系の細胞接着物質、リンパ系薬物輸送材およびそれを含有する薬剤 |
技術分野 |
化学・薬品、食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
リンパ系疾患用薬剤、腫瘍細胞、細胞接着物質、リンパ系薬物輸送材、悪性腫瘍 |
目的 |
腫瘍細胞が転移しているセンチネルリンパ節とそこに至るまでのリンパ管との細胞への接着物質、その細胞へ選択的に薬物を輸送するリンパ系薬物輸送材、それを含有しており長時間センチネルリンパ節やリンパ管に滞留することができるリンパ系疾患の診断や治療のための安全な薬剤の提供。 |
効果 |
この技術のリンパ系の細胞接着物質を含んでいるリンパ系薬物輸送材は、リンパ管内皮細胞やセンチネルリンパ節細胞に特異的に集積して接着し、そこに長時間滞留する安全な薬剤材料であり、簡便に製造できる。 |
技術概要 |
この技術では、リンパ管内皮細胞およびセンチネルリンパ節細胞の少なくともいずれかの細胞に存在しそれにリンパ球またはリンパ行性腫瘍細胞を接着させる細胞接着因子のレセプターへ結合し得る、リガンド基含有化合物が、含まれていることを特徴とするリンパ系の細胞接着物質を提供する。リガンド基が、糖鎖基であることが好ましい。リガンド基は、非還元末端α1,4−N−アセチルアミノ糖含有糖鎖基、シアリルルイスX糖鎖基またはマンノース含有糖鎖基であることが好ましい。リガンド基含有化合物が、シアリルルイスXであってもよく、マンノース単糖であってもよく、非還元末端α1,4−N−アセチルアミノ糖またはマンノースを有する多糖であってもよい。さらに、非還元末端α1,4−N−アセチルアミノ糖含有糖鎖基が、α1,4−N−アセチルグルコサミン含有糖鎖基であることが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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