透明性圧縮木材
- 開放特許情報番号
- L2010004648
- 開放特許情報登録日
- 2010/8/20
- 最新更新日
- 2010/8/20
基本情報
出願番号 | 特願2004-313613 |
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出願日 | 2004/10/28 |
出願人 | 国立大学法人信州大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2006/5/18 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人信州大学 |
発明の名称 | 透明性圧縮木材 |
技術分野 | 機械・加工 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 気乾木材、間伐材、建築廃材、建築端材、透明性圧縮木材 |
目的 | 透明性の圧縮木材の提供。 |
効果 | この透明性圧縮木材は、ブナ材又はケヤキ材に優る強度をもち、しかも、透明性を有する透明性圧縮木材が得られる。したがって、この透明性圧縮木材は、従来の圧縮木材とは異なる美観を発現し、内装建材、家具、工芸品などに活用が可能な新素材として期待される。 |
技術概要 |
この技術では、比重が1.3以上となるまで圧縮した圧縮木材を100℃〜200℃の温度で透明性が発現する時間の加熱処理を施す。処理時間は温度によって異なるが、処理時間が長いと、圧縮木材中の樹脂が濃褐色に変質して光吸収が大きくなり、透明性は失われる。処理時間が短いと、圧縮木材中に多数の空隙が残存し、これによる光散乱が大きくなり、透明性は発現しない。気乾木材として針葉樹が好ましいが、間伐材、建築廃材又は建築端材も、比重が1.3以上となるまで圧縮し、その圧縮木材を100℃〜200℃の温度で透明性が発現する時間の加熱処理を施すことで透明性を発現することができる。圧縮木材の比重は1.30から1.45が好ましく、気乾木材を比重1.45以上まで圧縮すると、圧縮木材に多数の微細な亀裂が生じる。また、強力な圧縮装置を必要とし、処理経費が高くなる。比重が1.30以下では透明性が小さいか、又は、発現しない。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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