出願番号 |
特願2005-360983 |
出願日 |
2005/12/14 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
特開2007-159492 |
公開日 |
2007/6/28 |
登録番号 |
特許第4961547号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
網膜新生血管に対する薬物効果の新規評価システム |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
網膜新生血管に対する薬物効果の新規評価システム |
目的 |
管状新生血管を有する網膜培養物の製造方法、増殖性糖尿病網膜症を予防・治療し得る物質のスクリーニング方法、並びに管状新生血管を有する網膜培養物及び増殖性糖尿病網膜症のモデル系としてのその使用などを提供する。 |
効果 |
網膜培養物は、例えば、増殖性糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性症、糖尿病黄斑浮腫及び癌等の疾患における血管新生の評価のモデル系として、並びにスクリーニング方法に有用である。この製造方法は、網膜培養物の製造に有用である。スクリーニング方法は、例えば、網膜及び/又は硝子体における血管新生を伴う疾患、並びに網膜における血管退縮を伴う疾患の予防・治療に有用な薬物の開発に有用である。 |
技術概要
 |
網膜及びそれに付着した硝子体を含み、かつ網膜から硝子体中に伸展している管状新生血管を有する、培養組織である。この組織は、房状新生血管を有しない、また、管状新生血管が、一旦正常に成熟した網膜および網膜血管から発生している、管状新生血管が網膜の非切断部分から発生している、組織である。また、培養膜上に固定され、かつ培養ゲルで包まれた摘出網膜を培地中に浸しつつ、網膜を培養することを含む、網膜培養物の製造方法である。また、血管新生を抑制する物質のスクリーニング方法は、(a)硝子体が付着した摘出網膜を、血管形成誘導作用を有する因子及び被験物の存在下で培養する工程;(b)培養された網膜における血管新生の程度を測定し、程度を、因子の存在下及び被験物の不在下で培養された網膜における血管新生の程度と比較する工程;ならびに(c)比較結果に基づいて、血管新生を抑制する被験物を選択する工程、を含む。図1は網膜の器官培養の概略を示す。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|