出願番号 |
特願2010-121565 |
出願日 |
2010/5/27 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2011-245428 |
公開日 |
2011/12/8 |
登録番号 |
特許第5633068号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
水素発生用触媒及び水素発生方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
水素発生用触媒 |
目的 |
ヒドラジンの分解反応を利用する水素発生方法において、水素を選択性よく高効率で発生させることができる方法を提供する。 |
効果 |
高温に加熱することなく、制御可能な条件下で効率よく水素ガスを発生できる。また、水素発生用触媒は、イリジウムの含有率が低い場合にも高い活性を示すことから、低コストの触媒とすることができる。発生した水素ガスは、例えば、自動車搭載用燃料電池、ポータブル燃料電池等の燃料として有用性が高いものである。 |
技術概要 |
水素発生用触媒及び水素発生方法を提供する。イリジウムとニッケルの複合金属からなる、ヒドラジン及びその水和物から選ばれた少なくとも一種の化合物の分解反応による水素発生用触媒である。イリジウムとニッケルの複合金属は、イリジウムとニッケルの合金、金属間化合物又は固溶体である。イリジウムとニッケルの複合金属におけるイリジウムの含有率が0.1〜39モル%の範囲である。特に、Irの比率が1〜25モル%程度の範囲において、非常に高い選択率でヒドラジンの完全分解反応が進行して、効率よく水素を発生させる。この水素発生用触媒を、ヒドラジン及びその水和物から選ばれた少なくとも一種の化合物に接触させる水素発生方法である。ヒドラジン及びその水和物から選ぶ化合物1モルに対して、複合金属量を0.01〜0.5モル程度とすることが好ましい。この方法によって発生させた水素を燃料電池の水素源として供給する、燃料電池への水素供給方法である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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