ポリマー脂質二分子膜を用いた機能性基板

開放特許情報番号
L2010004419
開放特許情報登録日
2010/8/6
最新更新日
2015/9/30

基本情報

出願番号 特願2010-097027
出願日 2010/4/20
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2011-226920
公開日 2011/11/10
登録番号 特許第5532229号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 ポリマー脂質二分子膜を用いた機能性基板
技術分野 食品・バイオ、有機材料
機能 材料・素材の製造、検査・検出、安全・福祉対策
適用製品 ポリマー脂質二分子膜を用いた機能性基板、バイオセンサー・バイオチップ・細胞培養などに利用できる機能性基板
目的 従来のパターン化人工生体膜は、生体分子を固定化し、生体膜機能を再現する新しいバイオチップ、バイオセンサーなどの材料となり得る可能性を持つが、しかし、このポリマー脂質二分子膜は、特定の生体材料を基板上の特定の位置に固定することはできなかった。そこで、ポリマー脂質二分子膜を用い、バイオセンサー、バイオチップ、細胞培養などに利用できる機能性基板を提供する。
効果 リン脂質二分子膜構造をベースとした基板表面であり、生体適合性が高い。このリン脂質二分子膜は、ポリマー化された構造を有するので安定性が高い。また、基板表面修飾が、膜構造の制御された1枚のポリマー脂質二分子膜を用いてなされるため、機能性官能基の構造・密度をより精密に制御することが可能である。反応性基―生体材料の組み合わせにより、多様な機能性界面を容易に形成できる。さらに、光リソグラフィー技術を用いて、任意のパターンを持った機能性界面が創出でき、複数の機能性界面を同一基板表面に組み合わせることも容易である。
技術概要
支持体上に光重合性脂質を含む脂質二分子膜の重合物を有する機能性基板であって、この光重合性脂質は反応性基を有し、この反応性基は生体材料と共有結合することができる機能性基板前駆体、並びに、この反応性基と生体材料が共有結合により結合されている機能性基板が提供される。この光重合性脂質としては、ジアセチレン基を持ち、図に示されるDiyne PEとDiyne PCの混合物が例示できる。また、膜形成の均一性や安定性を向上するためにコレステロールをさらに配合することができる。また、リン脂質親水部にある反応性基としては、アミン基、カルボン酸基、チオール基を含むことが好ましい。生体材料は、通常、光重合性脂質が重合した後の脂質二重膜表面の反応性基と反応させるが、予め光重合性脂質の光反応性基と反応させた後、脂質二重膜を形成し、光重合を行ってもよい。また、ビオチン官能基化基板を用い、ビオチンーアビジン結合を利用してタンパク質、微粒子、細胞などを特異的に固定化することも可能である。また、Ni-NTA (nickel-nitrilotriacetic acid)などの機能基とオリゴヒスチジンとの結合を利用して特異的に固定化することも可能である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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