出願番号 |
特願2008-153594 |
出願日 |
2008/6/11 |
出願人 |
国立大学法人福井大学 |
公開番号 |
特開2009-299212 |
公開日 |
2009/12/24 |
登録番号 |
特許第5311455号 |
特許権者 |
国立大学法人福井大学 |
発明の名称 |
紡糸方法並びにそれを用いた繊維製造方法及び装置 |
技術分野 |
機械・加工、繊維・紙、その他 |
機能 |
材料・素材の製造、加熱・冷却、その他 |
適用製品 |
熱可塑性樹脂の極細繊維を製造する繊維製造装置。 |
目的 |
レーザー光を熱可塑性樹脂に効率良く照射し、溶融させて繊維を効率よく製造できる紡糸方法を提供すること、および 極細繊維で構成された繊維集合体を製造できる繊維製造方法及び装置を提供すること。 |
効果 |
放電に対する特別な工夫を必要とせず、溶融静電紡糸が可能となる。さらに、融点の高い熱可塑性樹脂の静電紡糸が可能になり、高融点樹脂(液晶ポリマーなど)で構成された繊維、特に極細繊維が得られる。 |
技術概要
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レーザービーム発生装置から出射されたレーザービームに基づいて光学系によりライン状のレーザー光を生成する。そして、生成されたライン状のレーザー光を所定の照射ラインに沿って照射し、熱可塑性樹脂材料からなる素材を、照射ラインを横切るように供給ローラにより移動させながら照射ラインで素材を連続して加熱溶融する。素材を電極部において高電圧を印加して帯電させることで、加熱溶融された素材の溶融部位を帯電させ、帯電による静電力により多数の針状突出部を溶融部位に生成して針状突出部より繊維をコレクタに向かって紡出させる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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