がん幹細胞の検出剤並びにがん治療剤

開放特許情報番号
L2010004402
開放特許情報登録日
2010/8/6
最新更新日
2010/8/6

基本情報

出願番号 特願2008-173276
出願日 2008/7/2
出願人 国立大学法人福井大学
公開番号 特開2010-013380
公開日 2010/1/21
発明の名称 がん幹細胞の検出剤並びにがん治療剤
技術分野 食品・バイオ、有機材料、化学・薬品
機能 材料・素材の製造、検査・検出、安全・福祉対策
適用製品 がん幹細胞の検出剤、がん治療剤、殺がん幹細胞剤、腫瘍増殖抑制剤、がん転移抑制剤、放射性Cu−ATSM、がんの予防・治療法、がん幹細胞殺傷物質のスクリーニング方法
目的 放射性Cu-diacetyl-bis (N4-methylthiosemicarbazone)(Cu-ATSM)は、低酸素症又はミトコンドリア機能障害検出体として知られ、特に、がんの治療抵抗性と関連するとされる低酸素部位の検出薬として用いられてきた。主なCuの放射性核種としては↑6↑1Cu、↑6↑2Cu、↑6↑4Cuがある。これらは、陽電子断層撮影用薬剤に適している。しかし、この薬剤の集積部位の、低酸素状態又はミトコンドリア機能障害以外の特性に関しては明らかでないことが多い。そこで、がんを根治するため、がん幹細胞を検出又は殺傷する剤を開発する。
効果 腫瘍内における放射性Cu-ATSM集積低酸素部位では、がん幹細胞が多く局在することが明らかとなった。このことは、放射性Cu-ATSMを用いることで、がん幹細胞局在領域を画像化し、同時にそれを治療できることを意味している。Cu-ATSMは、がん幹細胞の検出、並びにがん幹細胞の殺傷、がんの予防・治療、がん転移の抑制、腫瘍増殖の抑制、がんの再発予防などに利用可能である。従って、この技術は、がん幹細胞を標的としたがんの診断・治療を目的とする、放射性Cu-ATSMの新用途を提案するものである。
技術概要
がん幹細胞の検出並びにがん治療における放射性Cu-ATSMの新用途に関する。この技術により、放射性Cu-ATSMを含有する、がん幹細胞の検出剤、殺がん幹細胞剤、腫瘍増殖抑制剤、がん転移抑制剤、がんの予防・治療剤、がんサンプル中の放射性Cu-ATSMの存在を検出することを含むがん幹細胞の検出方法が提供される。放射性Cu-ATSMとしては、Cuの放射性同位体を含んでいるものであれば特に限定されないが、↑6↑1Cu、↑6↑2Cu、↑6↑4Cu又は↑6↑7Cuのいずれかを含むものが好ましく、中でも↑6↑4Cu-ATSMおよび↑6↑7Cu-ATSMが特に好ましい。さらに、@がんを有する非ヒト被験体に被験物質を投与すること、A被験物質の投与の前後での、がんにおける放射性Cu-ATSMの集積度の変化に基づき、がん幹細胞に対する被験物質の殺傷効果を評価すること、を含む、殺がん幹細胞物質のスクリーニング方法が提供される。図は、↑6↑4Cu-ATSM投与による治療効果及び↑6↑4Cu-ATSM高集積領域におけるがん幹細胞の局在を示す。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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