出願番号 |
特願2008-076557 |
出願日 |
2008/3/24 |
出願人 |
国立大学法人電気通信大学 |
公開番号 |
特開2009-229310 |
公開日 |
2009/10/8 |
登録番号 |
特許第5170748号 |
特許権者 |
国立大学法人電気通信大学 |
発明の名称 |
離散スペクトルのスペクトル位相計測装置、及び、離散スペクトルのスペクトル位相計測方法 |
技術分野 |
情報・通信、電気・電子、化学・薬品 |
機能 |
検査・検出、機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
スペクトル測定装置、光化学反応装置 |
目的 |
この発明は、離散スペクトルのスペクトル位相を高速かつ高感度に測定することのできる装置を提供する。 |
効果 |
この発明の装置によれば、離散スペクトルのスペクトル位相を高速かつ高感度に測定することができる。 |
技術概要
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近年、気体分子の振動や回転状態を断熱的に励起させ、ラマンサイドバンドと呼ばれる広帯域な離散スペクトルが得られる様になっており、これから、超短波パルスを生成することが可能になる。しかし、これまでのところ、このような離散スペクトルの位相を測定する方法が確立されていなかった。 この発明の装置は、離散スペクトルの位相測定を高精度、高速に行うもので、レーザー光L1,L2からビームスプリッターにより分離された一方の被測定光L1a,L2aを励起光として非線形媒質を含む広帯域離散スペクトル生成用セルにより広帯域離散スペクトルを発生する。また、ビームスプリッターにより分離された他方の被測定光L1b,L2bに光遅延器により遅延量を与え、広帯域離散スペクトル生成用セルにより生成されるスペクトルと、光遅延器により遅延された他方の被測定光L1b,L2bを混合して和周波数スペクトル発生器の非線形光学結晶を通過させることにより和周波スペクトルを発生し、制御部により光遅延器により他方の被測定光L1b,L2bに与える遅延量を可変制御して、各スペクトル線が互いに干渉する様子を観測装置で観測する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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