出願番号 |
特願2005-276587 |
出願日 |
2005/9/22 |
出願人 |
国立大学法人電気通信大学 |
公開番号 |
特開2006-119129 |
公開日 |
2006/5/11 |
登録番号 |
特許第5470571号 |
特許権者 |
国立大学法人電気通信大学 |
発明の名称 |
物標検知システム |
技術分野 |
情報・通信、輸送、電気・電子 |
機能 |
検査・検出、制御・ソフトウェア、機械・部品の製造 |
適用製品 |
車両検知装置 |
目的 |
この発明は、従来の車両検知装置より小型で破損から保護することができる物標検知装置を提供する。 |
効果 |
この発明の装置によれば、マイクロ波を利用するので従来の車両検知装置と比較して装置の小型化が可能であり、マイクロ波は透過性を有するのでマイクロ波センサーにカバーを装着できるので破損から保護することができる。また、2台配置した物標検知装置それぞれが出力する信号ベクトルの位相差を求める演算処理を行うことにより、物標の有無だけでなく、その方向も検知することができる。 |
技術概要
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従来、駐車場などで車両や人の有無を検知する装置としては、光遮断方式、超音波反射波検知方式、コイルを用いた磁界変化検出方式などがある。この車両検知装置において、光遮断方式や超音波反射波検知方式では、ポールを建てる必要があるため装置が大型になるという問題があった。この発明の装置は、マイクロ波を利用するもので、マイクロ波発振器1で発生するマイクロ波信号1aを第1及び第2の基準信号u1,u2と第3の送信信号4aとに分け、第3の送信信号4aを物標6に対して照射し、物標6で反射された第1及び第2の受信信号w1,w2と第1及び第2の基準信号u1,u2を第1及び第2の検波器81,82に入力して第1及び第2の検波信号8a,8bを得る。そして、第1及び第2のA/D変換器で検波信号8a,8bをA/D変換して得られた検波データx,yを演算処理して物標6の有無を判定する。また、物標検知装置2台を使用して、それぞれの物標検知装置から出力される信号ベクトルの位相差の正負により物標6の方向を判定する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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