出願番号 |
特願2005-110875 |
出願日 |
2005/4/7 |
出願人 |
国立大学法人電気通信大学 |
公開番号 |
特開2006-292468 |
公開日 |
2006/10/26 |
登録番号 |
特許第4677555号 |
特許権者 |
国立大学法人電気通信大学 |
発明の名称 |
検体動作制御装置及び方法 |
技術分野 |
化学・薬品、有機材料、食品・バイオ |
機能 |
検査・検出、機械・部品の製造、材料・素材の製造 |
適用製品 |
分析装置、バイオ機器 |
目的 |
この発明は、微小検体を自動的に注入処理することを可能にした装置を提供する。 |
効果 |
この発明の装置によれば、検体投入領域から注入操作領域を通って検体貯留領域への流れを形成すると共に、注入操作領域において振動手段、検体吸着手段及び注入剤注入手段によって注入処理をするようにしたことにより、投入された処理前検体を1つずつ自動的に処理し得る検体動作制御装置を実現できる。 |
技術概要
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従来、検体浮遊液中に浮遊している生体細胞、例えば卵子の位置や姿勢を操作する技術として、マニュピレータを用いる方法、交流電場を用いる方法、レーザ光を用いる方法及び振動を用いる方法などが知られている。しかし、これらの方法では、直接検体試料を採取するには適しないものもあり、振動法などの様に振動モードによって操作位置が限定されるものがあり、試料採取法として十分なものではなかった。この発明の方法は、検体4を浮遊させる検体浮遊液3を保持する検体浮遊液槽2と、検体浮遊液槽2の検体投入領域から注入操作領域2Aに処理前検体4Aを導入すると共に、注入操作領域2Bから処理済検体4Bを検体貯留領域2Cに導出する流れを形成する流れ形成手段(31A、31B、35、36、37、38)と、注入操作領域2Bの所定の位置に処理前検体4Aを誘導する局所流動を形成する振動手段6、51と、注入操作領域2Bに誘導された処理前検体4Aを吸着して固定する検体吸着手段9、51と、検体吸着手段9、51に固定された処理前検体4Aに注入剤を注入処理する注入剤注入手段11とを設けるようにする。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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