出願番号 |
特願2005-001449 |
出願日 |
2005/1/6 |
出願人 |
国立大学法人電気通信大学 |
公開番号 |
特開2006-190079 |
公開日 |
2006/7/20 |
登録番号 |
特許第4501001号 |
特許権者 |
国立大学法人電気通信大学 |
発明の名称 |
携帯端末 |
技術分野 |
情報・通信、機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
携帯端末 |
目的 |
文字を入力する際に1つの文字入力キーを連打することによる煩わしさや入力の誤りを防止することができるとともに、簡易な構成により低コストで容易に製造することができる携帯端末の提供を目的とする。 |
効果 |
弾性変形材よりなる文字入力キーの端部に、複数の押下部が形成されているため、ユーザが所望する文字を担当する押下部を選択して押下すると、押下部が変形して対応するスイッチが押圧されて文字が入力される。したがって、各押下部に一つの文字を担当させておけば、文字入力キーを連打することなく全ての文字が入力可能となる。 また、製造時には、嵌込部を基盤に対して嵌め込むだけで、操作部を基盤に支持させることができる。この嵌込部は、弾性変形材により形成されているため、嵌め込みが容易である。 |
技術概要
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文字を入力する文字入力キーを有する携帯端末の文字入力キーは、ユーザが操作を行う操作部と、操作部の端部に形成され、基盤に設けられた文字を入力するためのスイッチを選択的に押下する複数の押下部と、操作部を基盤に支持させるために基盤に対して嵌め込む嵌込部とを備え、弾性変形材により形成される。 文字を入力する際には、ユーザにより所望の文字が表示された押下部が順次押下される。押下された押下部の近傍は弾性変形し、この変形による歪みが切込部における隙間に吸収され、押下部近傍がさらに変形する。これにより、押下部が基盤上のスイッチに近接し、押下部によりスイッチが押圧され、スイッチから所定の文字に係る電気信号が、制御装置に対して送信され、ユーザが所望する文字が入力される。 ユーザは、例えば「電話」と入力する場合、仮名モードにした状態で、操作部における「D」が表記された部分を1回、「E」が表記された部分を1回、「N」が表記された部分を1回、「W」が表記された部分を1回、「A」が表記された部分を1回それぞれ押下して、ローマ字入力により仮名文字「でんわ」を入力した後、選択ボタンを操作して漢字の「電話」を選択入力する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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