出願番号 |
特願2004-108602 |
出願日 |
2004/4/1 |
出願人 |
国立大学法人電気通信大学 |
公開番号 |
特開2005-288507 |
公開日 |
2005/10/20 |
登録番号 |
特許第4324671号 |
特許権者 |
国立大学法人 電気通信大学 |
発明の名称 |
押出加工物の製造方法及び押出加工物 |
技術分野 |
機械・加工、金属材料 |
機能 |
機械・部品の製造、鋳造・鍛造、加熱・冷却 |
適用製品 |
自動車のラジエータや空調装置の熱交換器のコアを構成する熱交換パイプ、あるいは各種構造物を構成するチャンネル材等として用いられる押出加工物 |
目的 |
管形状又は管の一部を長さ方向に切り欠いた形状の周側壁と、この周側壁の内部を長さ方向に仕切るリブとを備えた押出加工物において、リブを所望の形状にすることができると共に精度良く形成できるようにし、さらに周側壁とリブの間の接合強度を大きくすると共に熱伝導性を良好にすることにある。 |
効果 |
リブが周側壁とは別体であり、かつ押出加工時にマンドレルの貫通孔を通して供給される被接合材によってリブが形成されるため、リブを所望の形状にすることができる。 また、リブを形成する被接合材はプレス加工や機械加工等により製造されると共に所望の材料で形成することができるため、リブを精度良く形成することができると共に、コスト削減や軽量化を図ることができる。 また、リブを形成する被接合材に自由に加工を施すことができるので、所望の性能(例えば熱交換効率や強度等)が得られ易いと共に、軽量化を図ることができる。 |
技術概要
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押出加工物は、管形状又は管の一部を長さ方向に切り欠いた形状の周側壁と、この周側壁の内部を長さ方向に仕切るリブとを備える。 その製造方法は、まず、押出方向に貫通孔が設けられたマンドレルと、このマンドレルの周囲に配されたダイスとを備えた成形用金型を準備する。押出加工物の周側壁を形成するための母材をマンドレルとダイスの間の空間内に充填して押出方向に力を付与しつつ、押出加工物のリブを形成するための被接合材をマンドレルの貫通孔を通して押出方向に供給し、ダイスの出口又はその付近で被接合材の長さ方向両側端部が母材の内周部に食い込んで母材と接合されるようにしている。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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