癌の転移性及び浸潤能の検査方法
- 開放特許情報番号
- L2010004306
- 開放特許情報登録日
- 2010/7/30
- 最新更新日
- 2012/2/17
基本情報
出願番号 | 特願2007-526861 |
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出願日 | 2006/4/14 |
出願人 | 国立大学法人浜松医科大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2006/10/26 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人浜松医科大学 |
発明の名称 | 癌の転移性及び浸潤能の検査方法 |
技術分野 | 生活・文化 |
機能 | 検査・検出、安全・福祉対策 |
適用製品 | 大腸癌、乳癌、胃癌、肺癌、細胞周期制御因子 |
目的 | 癌、特に予後不良の癌の疑いのある患者の細胞及び組織における転移浸潤能に関与する遺伝子の発現を調べることにより、癌の転移性及び浸潤性を検査する方法の提供。 |
効果 | 本技術によれば、予後不良の癌を検査するための方法を提供することができる。 |
技術概要 |
この技術では、ヒト大腸癌細胞株HCT116のp27↑(Kip1)遺伝子をジーンターゲティング法により片側ノックアウトした細胞(HCT−hp27−hKO)を作成し、p27↑(Kip1)の発現量が低下していることを確認してモデル細胞とした。親株のHCT116に比べHCT−hp27−hKOで発現変動している遺伝子をマイクロアレイを用いて解析した。その結果、HCT−hp27−hKOにおいてGタンパク共役型受容体GPR48遺伝子(AF257182)の発現が有意に亢進していることが明らかになった。更にGPR48と転移との関係を解明する研究を行った結果、GPR48が癌細胞の浸潤能を亢進させる機能を持つことを見出した。即ち、本技術は、検査対象の細胞又は組織におけるGタンパク共役型受容体GPR48の発現を検出することからなる癌の転移性や浸潤能の検査方法である。また、癌患者の癌部組織検体を用いてGPR48の発現量を定量的RT−PCR又は抗GPR48抗体を用いた免疫組織染色や酵素免疫抗体法等の免疫学的方法により転移の可能性を診断する方法である。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【可】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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