出願番号 |
特願2004-348482 |
出願日 |
2004/12/1 |
出願人 |
国立大学法人浜松医科大学 |
公開番号 |
特開2006-149938 |
公開日 |
2006/6/15 |
登録番号 |
特許第4423421号 |
特許権者 |
国立大学法人浜松医科大学 |
発明の名称 |
エバネッセントカテーテルシステム |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
検査・検出、安全・福祉対策 |
適用製品 |
臨床検査、薬剤モニタ、血中濃度変化、カテーテルシステム |
目的 |
エバネッセント光を利用する光ファイバを備えたカテーテルにおいて、赤血球中ヘモグロビンの光吸収に妨害されず、カテーテル先端周囲の物質の蛍光強度や蛍光スペクトルを確実に測定できる光ファイバ先端部の構造を有し、エバネッセント光発生部分に存在する蛍光を発生する物質の存在量を測定することができるエバネッセントカテーテルシステムの提供。 |
効果 |
本技術によれば、赤血球中ヘモグロビンに影響されることは少なくエバネッセント光で励起された蛍光物質からの蛍光を確実に検出することができる。この蛍光強度は、エバネッセント光の部分に存在する蛍光物質量に依存するので、蛍光強度に基づきリボフラビンなどの蛍光発生物質の存在量を演算することができる。 |
技術概要
|
この技術は、クラッド層を除去し、コア層を露出した光ファイバを血中に留置してエバネッセント光を発生させ、エバネッセント光で励起された蛍光物質からの蛍光を検出して蛍光強度に基づき血中の物質の存在量を測定するエバネッセントカテーテルシステムであって、光ファイバの円柱形状先端のコアを覆うクラッドの略半分を除去することによりコアの上側円柱形状面にエバネッセント光を発生させ、クラッド層を除去して露出したコアの下側円柱形状面に、所定波長領域の蛍光を通過させる光学フィルタを配置し、光学フィルタの背面に受光素子を配置し、受光素子で蛍光物質からの蛍光を検出する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|