出願番号 |
特願2005-093685 |
出願日 |
2005/3/29 |
出願人 |
国立大学法人浜松医科大学 |
公開番号 |
特開2006-275685 |
公開日 |
2006/10/12 |
登録番号 |
特許第4370404号 |
特許権者 |
国立大学法人浜松医科大学 |
発明の名称 |
DLP式エバネッセンス顕微鏡 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
細胞、標本、標本の極めて薄い部分、幅広い観察 |
目的 |
光学素子の位置の調整によって、または切替方式で光学素子の位置を定めることによってエバネッセント光照明を実現する構成は、光学系の各要素の配置に一定の制限を与えることとなることに鑑み、照射光の効率的な利用,標本上の発生位置の調整,簡易な構成による制御,他の照明方式に容易に切替え可能にするため、DMDの制御によってエバネッセント光を発生させることができるDLP式エバネッセンス顕微鏡の提供。 |
効果 |
従来のエバネッセント光照明方式に比較し、光の利用効率や発生位置精度の向上,簡易な構成による制御および他の照明方式に簡単に切り替えられ、幅広い標本の観察ができる顕微鏡を実現できる。 |
技術概要
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この技術では、DMD装置は、マイクロミラーのうち、カバーガラスに臨界角で入射する光を反射可能な第1のマイクロミラーのオン制御と、および、カバーガラスに臨界角よりも大きな角度で入射して全反射し、エバネッセンス光を生じさせる光を反射可能なリング形状を形成する第2のマイクロミラーのオン制御と、および、カバーガラスに臨界角よりも小さな角度で入射する光を反射可能な第3のマイクロミラーのオン制御と、を切り替え可能である。これにより、第1のマイクロミラーをオン制御した場合には標本に対してスリット光照明が行われ、第2のマイクロミラーをオン制御した場合には標本に対してエバネッセント光照明が行われ、第3のマイクロミラーをオン制御した場合には標本に対して落射照明が行われる。第2レンズ系は第1レンズ系とDMD装置の間に凸レンズを配置して平行光にし、DMD装置とダイクロイックミラーの間にさらに凸レンズを配置して対物レンズ系の後焦点面に集束させるとよい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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