DLP式スリット光走査顕微鏡

開放特許情報番号
L2010004298
開放特許情報登録日
2010/7/30
最新更新日
2010/7/30

基本情報

出願番号 特願2005-094188
出願日 2005/3/29
出願人 国立大学法人浜松医科大学
公開番号 特開2006-276377
公開日 2006/10/12
登録番号 特許第4538633号
特許権者 国立大学法人浜松医科大学
発明の名称 DLP式スリット光走査顕微鏡
技術分野 電気・電子
機能 機械・部品の製造
適用製品 細胞、斜め切断面、照度、細胞や細胞の切断・断層像
目的 スリット光照明の極薄光を実現する極薄照明発生装置は、第1,第2のスリットを設け、スリット光を絞って実現するが、スリットの位置,幅,長さを変えることを想定した場合、その都度、スリット光を照明するための光路条件を満たしつつスリットを変更しなければならないことに鑑み、DMDの制御の下にスリット光を照射してスリット光照明を実現し、標本上の照明光の位置及び範囲並びに標本を照射するスリットの厚さ(太さ)を容易に調整することができるDLP式スリット光走査顕微鏡の提供。
効果 スリットのマスクの位置を機械的に動かすことなく、DMDの制御によってスリット光照明を実現できるとともにスリット光照明位置変更も可能である。標本上のスリット照明の位置を移動させた場合、標本に入射する角度は一定の角度が保持される。標本上の照明光の範囲は、スリット形状にオン制御されるDMDのマイクロミラーについて、このスリット形状の長手方向に配列された、オン制御されるマイクロミラーの数を調整すれば変えることができる。
技術概要
この技術は、レーザ光源と、レーザ光源からの光を発散する第1レンズ系と、第1レンズ系で発散された光束を、対物レンズ系の後焦点面に集束させる第2レンズ系と、第2レンズ系からの光が入射し、多数のマイクロミラーのオンオフ制御によって光を反射するDMD装置と、DMD装置からの反射光を入射して光路を変更するダイクロイックミラーと、ダイクロイックミラーからの光を入射する対物レンズ系と、対物レンズ系の前側に配置されたカバーガラスと、カバーガラスに搭載された標本からの光が、対物レンズ系およびダイクロイックミラーを通過し、光を結像させる第3レンズ系と、第3レンズ系で結像された標本の像を観察するための観察手段とを備え、DMD装置のマイクロミラーをスリット形状でオン制御して標本にスリット光照明を行い、かつスリット形状でオン制御されるマイクロミラーを、平行移動させることにより標本でのスリット光照明位置を移動させる。第2レンズ系は第1レンズ系とDMD装置の間に凸レンズを配置して対物レンズ系の後焦点面に集束させるとよい。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
Copyright © 2018 INPIT