出願番号 |
特願2005-291579 |
出願日 |
2005/10/4 |
出願人 |
国立大学法人浜松医科大学 |
公開番号 |
特開2007-101362 |
公開日 |
2007/4/19 |
発明の名称 |
EIAプレート及びその利用方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
深部静脈血栓(DVT)、肺塞栓症(PTE)、血栓症、妊娠産褥期、早期診断、ハイリスク群の検出手段 |
目的 |
kinetic study用のEIA readerを利用して、APC感受性の測定を行う場合には、採取した患者血液に対して、遠心分離、及び血小板除去の操作に加えて、フィブリノーゲン除去(レプチラーゼ処理)等のかなり煩雑な前処理を行ってサンプルを調製する必要があることに鑑み、簡便で実用的なAPC感受性の測定体系を確立することの実現。 |
効果 |
このEIAプレートによる測定結果に基づき、抗凝固タンパク質たるAPCに対する感受性の低下の有無を判定し、これにより、諸症状の予知、早期診断あるいはハイリスク群の検出を容易に行うことができる。このEIAプレートを用いたAPC感受性測定は、簡便で実用的なため臨床の場での即応性のある使用が可能であり、かつ、測定結果の信頼性もある。 |
技術概要 |
この技術は、APC感受性が、DVT及び/又はPTEに対する、あるいは、更に広義には血栓傾向の検出等に対する優れた予備的あるいはリスク抽出の診断マーカーになることを見出したことに基づく。すなわち、EIAプレートにはAPCがコーティングされている。その形態として、例えば、APCをコーティングしたウェル領域並びにAPC非コーティングのウェル領域を設けた場合について述べると、EIAプレートのこれらのウェル領域に対して試料、例えば患者血液より調製した血漿を加え、組織因子、リン脂質、CaCl↓2、トロンビンに対する発色基質の混合液を添加しトロンビンを産生させ、発色を経時的に測定することでトロンビン産生を定量する。APCをコーティングしたウェルではトロンビン産生が抑制されるが、APC非コーティングのウェルではトロンビン産生が抑制されず、その時点で対照のウェルと比較してAPC感受性の変化をそのまま一括測定することができる。以上の作用によって、試料のAPC感受性を極めて簡易に測定できる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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