出願番号 |
特願2006-206123 |
出願日 |
2006/7/28 |
出願人 |
国立大学法人浜松医科大学 |
公開番号 |
特開2008-031084 |
公開日 |
2008/2/14 |
登録番号 |
特許第5082091号 |
特許権者 |
国立大学法人浜松医科大学 |
発明の名称 |
オキサゾリン化合物の製法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
光学活性体原料の入手法、反応工程、収率、誘導体合成の柔軟性 |
目的 |
トリクロロアセトイミダートのα,β−不飽和スルホン類に対する分子内マイケル付加(共役付加)反応が報告されているものの、原料となるα,β−不飽和スルホン類の調製は、α,β−不飽和カルボニル化合物に比較して手間もかかることに鑑み、イミダート化合物を原料としてオキサゾリン化合物を製造する方法、特に、イミダート化合物を環化反応させてダウノサミン化合物の製造の中間体として用いることのできるオキサゾリン化合物を製造する方法の提供。 |
効果 |
原料となるイミダートが、対応するアルコールから容易に収率よく調製可能なものである。分子内マイケル付加反応も収率が高く目的のオキサゾリンを効率的に合成できる。また、得られるオキサゾリンはダウノサミンを代表とする2,3,6−トリデオキシ−3−アミノ糖類の合成に利用できる。 |
技術概要
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この技術は、塩基触媒の存在下で式のイミダート化合物を環化反応させることから成るオキサゾリン化合物の製法である。式中、R↑1は炭化水素基又は複素環基を表し、R↑2は水素原子又は炭化水素基又は複素環基を表し、R↑3及びR↑4は、それぞれ独立して、水素原子又はアルキル基を表し、R↑5は、共有結合、−O−、−S−又は−NR↑8−(式中、R↑8は水素原子又は低級アルキル基を表す。)を表し、R↑6はヘテロ原子を含んでもよい炭化水素基を表し、R↑7は置換基を有していてもよい炭化水素基を表す。但し、(1)の場合、R↑1若しくはR↑2とR↑3、R↑1若しくはR↑2とR↑4、又はR↑4とR↑5とR↑6、(2)の場合、R↑1若しくはR↑2とR↑3、R↑1若しくはR↑2とR↑5とR↑6、又はR↑4とR↑5とR↑6は共同して4〜6員環を形成してもよく、R↑5とR↑6は共同して4〜6員環を形成してもよい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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