出願番号 |
特願2007-027136 |
出願日 |
2007/2/6 |
出願人 |
国立大学法人浜松医科大学 |
公開番号 |
特開2008-191054 |
公開日 |
2008/8/21 |
登録番号 |
特許第5002813号 |
特許権者 |
国立大学法人浜松医科大学 |
発明の名称 |
蛍光測定装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
励起光のエバネセント波、蛍光標識、全反射、生細胞 |
目的 |
従来の蛍光測定装置では、透明体の主面上に配置された測定対象物の複数箇所の部分を観察しようとすると、その測定対象物を載せた状態で透明体を移動させる必要があり、そのような移動に時間を要することから、測定対象物の複数箇所の部分それぞれの観察タイミングが異なってしまい、測定対象物の複数箇所の部分の間で対比観察することが困難となることの改善。 |
効果 |
ミラーの反射面の方位が順次に変更されることにより、板状部材の第1主面における複数の全反射箇所それぞれにおいて測定対象物で発生した蛍光は検出部により順次に検出される。これにより、励起光のエバネセント波で励起された測定対象物の複数箇所の部分から生じる蛍光を略同一タイミングで検出することができる。 |
技術概要
 |
この技術は、蛍光測定装置は、第1励起光源部から出力された励起光は、励起光学系により板状部材内に導かれ、板状部材の第1主面と第2主面との間で繰り返し全反射する。板状部材の第1主面の複数箇所それぞれにおける励起光の全反射により励起光のエバネセント波が生じる。板状部材の第1主面上に配置された測定対象物では、励起光のエバネセント波により励起されて、蛍光が発生する。その蛍光は、板状部材の第1主面における全反射箇所に対応して板状部材の第2主面の側に設けられた検出用レンズを経て、光ファイバの第1端面に入力されて、光ファイバの第2端面から出力される。各光ファイバの第2端面から出力される光は、走査光学系によりコリメートされ、反射面の方位が可変であるミラーにより反射される。このとき、ミラーの反射面の方位が適宜に調整されることにより、複数の光ファイバのうち選択された光ファイバの第2端面から出力されて走査光学系によりコリメートされた蛍光が、ミラーにより所定方向へ反射されて、検出部により検出される。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|