出願番号 |
特願2007-065713 |
出願日 |
2007/3/14 |
出願人 |
国立大学法人浜松医科大学 |
公開番号 |
特開2008-225245 |
公開日 |
2008/9/25 |
登録番号 |
特許第4815606号 |
特許権者 |
国立大学法人浜松医科大学 |
発明の名称 |
乗り物酔い訓練装置 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信、輸送 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
乗り物酔いの酔いやすさ、個人差、生理反応、乗り物酔いを緩和させる映像や音楽 |
目的 |
トレーニング装置で、被験者に対して単に揺れを体験させるだけでは、実際に乗り物に乗っている場合と同様に乗り物酔いするおそれがあり、乗り物酔いに対しての耐性を高める十分な効果は期待できないことに鑑み、確実かつ短期間で被験者の乗り物酔いに対する耐性を高めることを可能とする乗り物酔い訓練装置の提供。 |
効果 |
乗り物による揺れがあっても酔いの起きない状態を体験させることができるので、確実かつ短期間に、被験者の乗り物酔いに対する耐性を高めることができる。つまり、被験者が動画像を見ることにより、被験者の眼球を乗り物酔いしないように動かすことができる。このような眼球の動きとしては、例えば、眼球が乗り物の加速度の方向及び大きさに適した眼振の発生や、眼球の滑車動眼筋が過度に働くことの防止等が考えられる。 |
技術概要
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この技術では、乗り物酔い訓練装置は、被験者を乗せることができると共に揺れることが可能な基台と、基台に対して、擬似的な乗り物の揺れを発生させる駆動手段と、所定の放射点から画面の手前方向に画像が移動する動画像を生成する動画像生成手段と、駆動手段により基台に発生させられる揺れの方向及び大きさに応じて、動画像生成手段により生成される動画像の放射点を制御する動画像制御手段と、動画像生成手段により生成された動画像を被験者が見ることが可能なように表示する表示手段と、を備える。乗り物酔い訓練装置では、駆動手段から基台に対して発生された揺れによって、基台に載った被験者に対して乗り物に乗ったときの揺れを体験させることができる。その一方、所定の放射点から画面の手前方向に画像が移動する動画像が動画像生成手段により生成され、表示手段によりされる。また、駆動手段により基台に発生させられる揺れの方向及び大きさに応じて、動画像制御手段によって、生成され表示される動画像の放射点及び動画像の向きが制御される。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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