出願番号 |
特願2007-077249 |
出願日 |
2007/3/23 |
出願人 |
国立大学法人浜松医科大学 |
公開番号 |
特開2008-230575 |
公開日 |
2008/10/2 |
登録番号 |
特許第4892731号 |
特許権者 |
国立大学法人浜松医科大学 |
発明の名称 |
乗り物酔い防止回復装置 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信、輸送 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
過敏な神経作用、乗り物の右左折等の操作を示す情報、ルート、加速度、ハンドルの操作角度 |
目的 |
市販の乗り物酔いを防止する薬剤は睡眠薬としての効果を持つことも多く、服用したものが眠くなるという副作用があり、眠っている間に目的地に到着することになり、更に、効果が強い薬剤ほど、目的地に到着した後も眠気が続き、半日ほどの現実感の喪失が起こることもあることに鑑み、副作用や眠気を発生させずに、乗り物酔いを十分に防止し、あるいは乗り物酔いから回復させることができる乗り物酔い防止回復装置の提供。 |
効果 |
乗り物に乗っている者に対して、眼球を乗り物酔いしないように動かすことができる動画像が提供されることにより、副作用や眠気を発生させずに、乗り物酔いを十分に防止し、あるいは乗り物酔いから回復させることができる。また、頭部を左右と前後に適切に傾けることにより、前庭器官と三半規管とに加わる加速度刺激の方向を通常の重力による方向のみに集中させることができ、乗り物酔いの誘発力を下げ、乗り物酔いからの回復力を上げることができる。 |
技術概要
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この技術では、乗り物酔い防止回復装置は、乗り物の加速度の方向及び大きさを検出する加速度センサと、所定の放射点から画面の手前方向に画像が移動する動画像を生成する動画像生成手段と、加速度センサにより検出された加速度の方向及び大きさに応じて、動画像生成手段により生成される動画像の放射点、及び動画像の方向を制御する動画像制御手段と、動画像生成手段により生成された動画像を出力する出力手段と、を備える。乗り物酔い防止回復装置は、乗り物内部にて用いられる。乗り物内部において、所定の放射点から画面の手前方向に画像が移動する動画像が動画像生成手段により生成され、出力手段により出力される。また、乗り物に加速度センサが設置されて、乗り物の加速度の方向及び大きさが検出される。検出された乗り物の加速度の向き及び大きさに応じて、動画像制御手段によって生成され出力される動画像の放射点及び動画像の向きが制御される。乗り物に乗っている者がこの動画像を見ることにより、乗り物に乗っている者の眼球を乗り物酔いしないように動かすことができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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