抗癌性抗モータリンペプチド抗体

開放特許情報番号
L2010004132
開放特許情報登録日
2010/7/16
最新更新日
2018/1/8

基本情報

出願番号 特願2011-545235
出願日 2010/12/9
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 WO2011/071099
公開日 2011/6/16
登録番号 特許第5641486号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 抗癌性抗モータリンペプチド抗体
技術分野 化学・薬品、有機材料、生活・文化
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 発癌、モータリンをターゲットとしてその作用・機能を抑制する物質、抗癌剤、癌細胞に内在化機能をもつ抗モータリン抗体、癌治療用医薬組成物、薬剤キャリア
目的 癌細胞に内在化機能をもつ抗モータリン抗体が共通に認識するエピトープ配列を含むペプチドを免疫原とするペプチド抗体であって、かつ癌細胞に内在化機能をもつ抗モータリン抗体以上に高い抗癌作用を有する抗モータリンペプチド抗体の提供、また、その抗体を用いた腫瘍細胞増殖抑制作用を有する抗癌剤の提供。
効果 きわめて優れた抗癌作用を有する抗モータリンペプチド抗体を提供できる。ペプチド抗体の抗癌作用は、全長のモータリンを免疫原として得られた癌細胞の内在化機能を有するモノクローナル抗体のうちで最も高い抗癌作用を示した37−6抗体と比較しても、癌細胞増殖抑制効果として数十倍も高いものである。また、その抗体を有効成分とすることで、優れた癌細胞増殖抑制活性を有する抗癌剤を提供することができる。
技術概要
この技術は、配列番号4に示されるペプチド及び配列番号6に示されるペプチドの1:1免疫原カクテルを免疫原として得たハイブリドーマであって、ヒトモータリン抗原を特異的に認識し、かつ癌細胞内在化機能を有するモノクローナル抗体産生能を有するハイブリドーマ株C−26株(FERM P−21875)又はC−69株(FERM P−21876)とする。このハイブリドーマ株が産生するヒトモータリン抗原を特異的に認識し、かつ癌細胞内在化機能を有するモノクローナル抗体又はその抗原結合部位を含むフラグメントとする。モータリン(モータリン2)は、通常ヒトモータリンを指すが、モータリンは保存性が高くマウスモータリン2(mot−2)とヒトモータリンとの相同性はアミノ酸レベル(BLAST法)は97.9%である。エピトープ配列も同一であるので、マウスモータリンなど他の種由来であってもよい。(マウスモータリンのアセッション番号:NM 010481、ヒトモータリン:AK315177、配列番号1)
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2023 INPIT