出願番号 |
特願2010-084068 |
出願日 |
2010/3/31 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2011-215027 |
公開日 |
2011/10/27 |
登録番号 |
特許第5673921号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
焦電型赤外線センサアレイを用いた測位システム及び測位方法 |
技術分野 |
情報・通信、電気・電子、生活・文化 |
機能 |
検査・検出、機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
測位システム |
目的 |
この発明は、焦電型赤外線センサをアレイ状に配置した焦電型赤外線センサアレイを用いて、熱源の動作を感知し、その位置を求める測位システムを提供する。 |
効果 |
この発明によれば、焦電型赤外線センサを1つ使用するのでは従来のスイッチOn/Off制御しかできないので、焦電型赤外線センサを複数使い、焦電型赤外線センサアレイを作製し、そのアレイを利用することにより、位置を推定することができる。 |
技術概要
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測位システムは大きく2つの方法に分類でき、1つは、ユーザが所有する端末で環境からの情報を受信するユーザ側測位と、もう1つは、環境側に設置したセンサ等でユーザからの情報を受信する環境側測位である。さらに、環境側測位システムは、2つのタイプに分けられ、ユーザが発信機を利用するタイプと利用しないタイプがある。前者では、RFIDを使ったものがあり、このタイプもユーザに発信機が常時付随するという欠点がある。後者では、カメラや音を利用した測位などが挙げられるが、カメラには暗闇の中での測位に弱点があり、音を利用するシステムは、カメラの弱点は補えるが、音の発生が無い場合、位置推定や追跡は不可能である。また、プライバシー侵害という深刻な問題があった。この発明の測位システムは、各センサの検出範囲が互いに少なくとも一部重複するように配置された焦電型赤外線センサアレイと、焦電型赤外線センサアレイの出力信号をフーリエ変換し、フーリエ変換後の信号から周波数帯毎のパワースペクトルを計算し、周波数毎にパワースペクトルを加算してパワーを取得する手段とを備え、パワーの値に基づいて検出範囲における熱源の位置を求める測位システムである。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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