出願番号 |
特願2010-067908 |
出願日 |
2010/3/24 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2011-200748 |
公開日 |
2011/10/13 |
登録番号 |
特許第5376527号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
アルコールの電気化学的酸化用触媒 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造、その他 |
適用製品 |
アルコールの電気化学的酸化用触媒 |
目的 |
アルコールセンサ、燃料電池の燃料極などにおける使用に適する、アルコールの電気化学的酸化反応に有効な新規な触媒を提供する。 |
効果 |
この電気化学的酸化用触媒は、アルコールの電気化学的酸化反応に対する活性が高く、低過電圧でアルコールを電極酸化することができる。また、この触媒は、ロジウムを金属錯体として用いるものであり、貴金属をバルク状で用いる触媒と比較して貴金属の使用量が少なく、低コストである。更に、このロジウムポルフィリン錯体は、ロジウムが原子単位で分散しているために、単位金属量あたりの電流値が高く、触媒の使用量を低減することが可能である。 |
技術概要
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式(1)で示すロジウムポルフィリン錯体、及び式(2)で示すロジウムポルフィリン錯体から選ぶ一種以上のロジウムポルフィリン錯体を有効成分とする、アルコールの電気化学的酸化用触媒である。式1中、R↓1〜R↓1↓2は、アルキル基、置換基を有することのあるアリール基、水素原子、ハロゲン原子を示す。式2中、R↓1〜R↓8は、水素原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル基、ハロゲン原子、アシル基、基:−SO↓3M↓1(式中、M↓1は、水素原子、アルカリ金属又は−NH↓4である)、又は基:−R↓9−COOM↓2(式中、R↓9はアルキレン基であり、M↓2は水素原子、アルカリ金属又はアルキル基である)を示すか、或いは、R↓1とR↓2、R↓3とR↓4、R↓5と↓R6、R↓7とR↓8の各組み合わせの一組以上は互いに結合して、これらの各基が結合する炭素原子と共に、置換基を有することのある芳香族環を形成してもよい。但し、R↓1〜R↓8の一つ以上は、基:−R↓9−COOM↓2である。アルコールは、エタノール、メタノール、イソプロパノール及びエチレングリコールから選ぶ一種以上である。この錯体は導電性担体に担持したものである。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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