出願番号 |
特願2010-067237 |
出願日 |
2010/3/24 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2011-198317 |
公開日 |
2011/10/6 |
登録番号 |
特許第5499358号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
認証処理方法及び装置 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
子マネーを扱うICカードや、商品の生産流通管理を行うRFIDタグなど、データやIDの偽造を防止する用途、LSIの回路パターン盗用の防止などに利用 |
目的 |
PUFデバイスに記録されたパラメータをPUFリーダーで読み取ってデバイス認証を行う認証処理方法及び装置に関し、(1)単純な構成のPUF回路を用いながら模擬デバイスを識別し、(2)PUF回路の処理性能を低下させず、(3)ECCを利用せず、確からしさを判定し、(4)ローカルでの認証を行ない、(5)利用回数に制限を持たせない、ことを目的とする。 |
効果 |
単純な構成のPUF回路を用いながら模擬デバイスを識別することができる。 PUF回路の構成を変更せず、処理性能を低下させることがない。 ECCを利用せず、確からしさを判定することができる。 サーバーで管理するデータベースを用いずに、ローカルでの認証を行うことができる。 利用回数に制限がない。 |
技術概要
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PUFデバイスと、PUFデバイスの動作を解析してチャレンジ入力からレスポンス出力を計算するのに必要なPUFパラメータの抽出とそのときのPUFデバイスの電力波形或いは電磁波形或いは処理時間を観測して動作状態を特徴づける動作パラメータの抽出を行ない、この抽出した各パラメータに基づきPUFデバイスの認証を行うPUFリーダーとを備える。 PUFリーダーはチャレンジCを生成してPUFデバイスに送信し、かつ、このPUFパラメータをもとに、チャレンジCに対して期待される第1のレスポンスRを計算する。 PUFデバイスは、PUFリーダーより送信されたチャレンジCをもとに、第2のレスポンスR'を生成して、この第2のレスポンスR'をPUFリーダーに転送する。 PUFリーダーは第2のレスポンスR'を事前計算した第1のレスポンスRと比較することにより認証処理を行う。 PUFリーダーは動作パラメータに基づき、PUFデバイスのレスポンス生成中の動作を監視して正当なPUFデバイスであるかどうかの真贋判定を行う。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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