新規微生物及びそれを用いる糖型バイオサーファクタントの製造方法

開放特許情報番号
L2010004049
開放特許情報登録日
2010/7/16
最新更新日
2015/9/30

基本情報

出願番号 特願2010-048481
出願日 2010/3/5
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2011-182660
公開日 2011/9/22
登録番号 特許第5622190号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 新規微生物及びそれを用いる糖型バイオサーファクタントの製造方法
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 化粧品、食品、食品添加物、医薬、農畜水産業関連品
目的 化粧品、食品、食品添加物、医薬、農畜水産業関連品(飼料、飼料添加物、肥料、農薬、魚餌)、洗剤など、生体に対する安全性がより求められる用途に対して、従来よりも適応性に優れたバイオサーファクタントを提供するべく、安全な環境から単離した微生物、ならびにそれを用いるバイオサーファクタントの発酵製造方法の提供。
効果 本技術によれば、微生物を生産微生物として用いることにより、得られたバイオサーファクタントの安全性を確保するとともに、これまで利用に制限があった食品用途や家畜飼料、魚餌、農業用途に直接使用できる界面活性剤としての利用が見込まれ、バイオサーファクタントの普及の拡大に著しく貢献できるものと期待される。
技術概要
 
この技術では、バイオサーファクタント生産菌を探索した結果、日常的に食用されている砂糖の原料となる「サトウキビ」から、新種の酵母であるシュードザイマ チュラシマエンシス(Pseudozyma churashimaensis)(Ustilago esculenta)を単離することに成功した。そして、酵母がバイオサーファクタントの1種であるマンノシルエリスリトールリピド(MEL)を生産すること、及び既存のMELだけでなく、既存の生産菌ではほとんど生産できないトリアセチルモノアシル型マンノシルエリスリトールリピドを生産できることを見出した。即ち、サトウキビからシュードザイマ チュラシマエンシス(Pseudozyma churashimaensis)に属する微生物を単離した。微生物は、新種であり、バイオサーファクタントの1種であるマンノシルエリスリトールリピド(MEL)−Aの製造に適している。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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