多孔体とその製造方法

開放特許情報番号
L2010004048
開放特許情報登録日
2010/7/16
最新更新日
2015/9/30

基本情報

出願番号 特願2010-048110
出願日 2010/3/4
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2011-038072
公開日 2011/2/24
登録番号 特許第5494024号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 多孔体とその製造方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 多孔体
目的 ゲル化凍結法により気孔率が50以上で制御可能であり、細孔のサイズが10μm〜300μmで制御可能であり、氷結晶の粗大化に起因する300μm以上の欠陥を含まない多孔体と、原料の種類に依存しないその製造方法を提供する。
効果 原料粉体とゲル化可能な水溶性高分子、氷結晶粗大化抑制剤を使用し、ゲル化と凍結を組み合わせて、凍結、乾燥、熱処理のプロセスにより、氷結晶由来のサイズが均一で連通性に優れた細孔を有し、かつ50%以上の高気孔率を有し、高分子樹脂多孔体を製造することができる。
技術概要
ゲル化可能な水溶性高分子と、水に可溶でない粒径0.1μm〜300μmの粉体を1〜50体積%分散させたスラリーをゲル化、凍結させ、その際に生じる氷結晶を細孔源とし、その後、凍結体から氷を除去することで得られた乾燥体を熱処理する多孔体の製造方法であって、氷結晶粗大化抑制剤をスラリー中に添加する多孔体の製造方法である。また、氷結晶粗大化抑制剤として、300μm以上のサイズの氷結晶の自由成長を抑制させる抑制剤を用いる多孔体の製造方法である。また、氷結晶粗大化抑制剤が、ナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、水酸化物イオン、炭酸イオン、シュウ酸イオン、クエン酸イオン、リン酸イオン、塩化物イオン、酢酸イオン、硫酸イオン、硝酸イオン、アンモニウムイオン、あるいは炭酸、酸素、単糖類、二糖類、シランカップリング剤、炭化ケイ素、アルミナ、またはタルクの少くともいずれかである多孔体の製造方法である。図1、図2は、フェノール樹脂多孔体の概観写真および組織写真、図3はアクリル樹脂多孔体の概観写真および組織写真、図4はポリスチレン樹脂多孔体の概観写真および組織写真、を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 このプロセスでは、ゲル体を凍結すると、凍結中に水が高分子から放出され氷の結晶が成長し、かつ300μm以上の氷結晶を含まず、原料粉体およびゲル化水溶性高分子の部分と氷の結晶の部分からなる凍結体が得られる。これを凍結乾燥の後、熱処理することにより、氷結晶粗大化による粗大な欠陥の無い樹脂多孔体を作製することができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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