光学顕微観察用高圧力試料容器

開放特許情報番号
L2010003834
開放特許情報登録日
2010/7/9
最新更新日
2022/9/1

基本情報

出願番号 特願2008-264944
出願日 2008/10/14
出願人 独立行政法人科学技術振興機構
公開番号 特開2010-096812
公開日 2010/4/30
登録番号 特許第5207300号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 光学顕微観察用高圧力試料容器
技術分野 電気・電子
機能 機械・部品の製造
適用製品 高圧力環境の再現、新規物質の合成、食品加工、サファイア
目的 高圧力下での試料の光学顕微観察に用いられる光学顕微観察用高圧力試料容器において、試料の近くに対物レンズを配置することができて、高解像度、高感度の光学顕微鏡観察を可能にした光学顕微観察用高圧力試料容器の提供。
効果 この技術の光学顕微観察用高圧力試料容器によれば、対物レンズを試料の観察点に近づけることができるため、作動距離が短い開口数が大きな対物レンズを用いて光学顕微鏡観察を行うことができる。このため、高圧力環境下においても、通常圧力下と変わらぬ高解像度、高感度の光学顕微鏡観察を実施できる。
技術概要
この技術の光学顕微観察用高圧力試料容器は、高圧力下における試料を光学顕微観察するためのものであって、a)容器本体と、b)この容器本体に着脱可能に装着される蓋体と、c)容器本体及び蓋体の少なくとも一方に設けられ、試料から放射される光を放出する観察窓とを備え、観察窓は、容器本体又は/及び蓋体に形成された透孔と、容器本体又は/及び蓋体の外側面に固定され透孔を閉塞する窓材とから構成されている。そして、この光学顕微観察用高圧力試料容器は、光学顕微観察の際に観察窓と対物レンズとが対向するように配置される。また、窓材は、蓋体に設けられていることが好ましい。また、サファイアガラスは薄くても高強度であることから、窓材をサファイア製の薄板から構成すると良い。サファイアガラスは、可視領域を含む幅広い波長領域にわたって光の透過率が高いことから、この点においても窓材の材料として優れている。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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