ガス圧接方法

開放特許情報番号
L2010003797
開放特許情報登録日
2010/7/2
最新更新日
2012/1/6

基本情報

出願番号 特願2009-015150
出願日 2009/1/27
出願人 公益財団法人鉄道総合技術研究所
公開番号 特開2009-082991
公開日 2009/4/23
登録番号 特許第4871365号
特許権者 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 ガス圧接方法
技術分野 機械・加工
機能 機械・部品の製造、接着・剥離
適用製品 ガス圧接システム
目的 アセチレンガス以外の特定の燃料ガス、具体的には水素ガスや飽和炭化水素ガス(単結合のみで構成され、二重結合や三重結合を含まない炭化水素ガス)を用いて大気中でガス圧接を行う際に、そのガス供給条件を定量的に定めることにより、大気中からの酸素の巻込量も含めて燃料ガスの完全燃焼を実現するとともに、圧接部品質、作業効率、経済性のトータルバランスを高めることが可能なガス圧接方法を提供する。
効果 水素ガスや飽和炭化水素ガスを用いてガス圧接を行うので、従来のアセチレンガスと比べて、危険度が低くて取扱いも容易であるばかりか、燃焼反応に伴う炭酸ガス発生量が少なく、環境に深刻な影響を与えない。しかも、このガス圧接を大気中で行う際に、大気中からの酸素の巻込量も含めて燃料ガスの完全燃焼を実現することができる。その結果、所期の圧接部品質を得ることが可能となる。
技術概要
このガス圧接方法は、C↓k↓−↓1H↓2↓k(kは自然数)で表される燃料ガスに酸素ガスを混合して接合部材同士をガス圧接する際に、接合部材同士の突き合わせの隙間がないときの燃料ガスの供給量と酸素ガスの供給量との体積比を1:(1.25k−1)とし、接合部材同士の突き合わせの隙間が大きくなる程、燃料ガスの単位時間当たりの供給量のみを増大させる。また、接合部材の断面積の換算直径がr〔mm〕であるとき、接合部材同士の突き合わせの隙間がないときの燃料ガスの単位時間当たりの供給量を2.6r/(1.5k−1)〔l/min〕とするとともに、酸素ガスの単位時間当たりの供給量を2.6r(1.25k−1)/(1.5k−1)〔l/min〕とする。また、燃料ガスおよび酸素ガスの単位時間当たりの供給量の増大比率は、集中加熱をする場合のガス供給量の1.3倍以下であるガス圧接方法である。図1は、適正混合比の酸素アセチレン炎を用い、各種直径の鉄筋形状材を圧接する際の標準加熱時間を求めたものである。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 接合部材の表面温度と中心温度との間に顕著な差が生じない加熱パターンを維持し、かつ作業効率に直接影響する圧接時間をむやみに延ばさないという条件下で、燃料ガスおよび酸素ガスの総使用量をできるだけ抑制して経済性を高めることができる。その結果、圧接部品質、作業効率、経済性のトータルバランスを高めることができる。
改善効果2 また、接合部材同士の突き合わせの隙間に応じて、燃料ガスの単位時間当たりの供給量のみを増大させれば、接合環境が還元雰囲気になるので、酸化による接合強度の低下を避けて一定の圧接部品質を得ることができる。このとき、燃料ガスの単位時間当たりの供給量の増大比率を1.5倍以下とすると、作業効率や経済性を低下させることなく一定の圧接部品質を得ることができる。
改善効果3 また、接合部材の幅焼きの程度に応じて、燃料ガスおよび酸素ガスの単位時間当たりの供給量を増大させれば、とりわけ鉄筋同士を幅焼きで加熱してガス圧接する際に、加熱時間を長くしなくても所定の投入熱量を獲得しうるので、作業効率や経済性を低下させることなく一定の圧接部品質を得ることができる。このとき、燃料ガスおよび酸素ガスの単位時間当たりの供給量の増大比率を1.3倍以下とすると、ガスの過剰消費および作業性の低下を回避することができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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