出願番号 |
特願2008-063813 |
出願日 |
2008/3/13 |
出願人 |
財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2009-219510 |
公開日 |
2009/10/1 |
登録番号 |
特許第5113566号 |
特許権者 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
発明の名称 |
通信制御方法、案内用杖、携帯型電子機器及び制御プログラム |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
安全・福祉対策 |
適用製品 |
案内用杖、携帯型電子機器 |
目的 |
誘導案内システムで用いられる案内用杖のタグリーダが、ICタグの通信方式が複数種類の何れであってもより確実にタグデータを読み取れるようにする。 |
効果 |
案内用杖の先端部に具備されたタグリーダが誘導用ブロックに埋設されたICタグからタグデータを読み取る際に、利用者が次に進行しようとする方向が予測され、予測された進行方向に対応する次タグスポット、すなわち次に読み取られると予測されるICタグの通信方式を優先通信方式としてICタグからのタグデータの読み取りを行うことで、タグデータのより確実な読み取りが可能となる。 |
技術概要
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案内用杖30の先端部に具備されたタグリーダが、各所の誘導用ブロック10に埋設されて予め定められた複数の通信方式の何れかでなるICタグ20からタグデータを読み取る際の通信制御方法である。タグデータには、自ICタグ又は自ICタグが埋設された誘導用ブロック(タグスポット)を識別する識別情報と、自タグスポットと誘導用ブロックに沿った自タグスポットの次のタグスポットとの相対的な方向を判別可能な方向情報と、次タグスポットのICタグの通信方式を示す通信方式情報とが含まれる。今回及び過去に読み取ったタグデータに基づいて今回読み取ったタグデータのタグスポットに至った際の利用者の進行方向を判別する進行方向判別ステップと、判別された進行方向に基づいて今回読み取ったタグデータのタグスポットから利用者が次に進行しようとする方向を予測する進行方向予測ステップと、今回読み取ったタグデータに含まれる予測された進行方向に対応する次タグスポットの通信方式を優先通信方式として、タグデータの読み取りを試みる際のタグリーダの通信を制御する通信制御ステップと、を含む。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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