出願番号 |
特願2007-258285 |
出願日 |
2007/10/2 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2009-084932 |
公開日 |
2009/4/23 |
登録番号 |
特許第4913005号 |
特許権者 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
発明の名称 |
鋼リベット桁の補修方法及びそれによって構築されるジベル化合成桁 |
技術分野 |
土木・建築 |
機能 |
安全・福祉対策 |
適用製品 |
鋼リベット桁の補修方法によって構築されるジベル化合成桁 |
目的 |
従来の鋼リベット桁のリベットを撤去して、そのリベット孔に鉄筋を貫通させた箇所にコンクリートを設置して堅牢なジベル化合成桁を構成する鋼リベット桁の補修方法及びそれによって構築されるジベル化合成桁を提供する。 |
効果 |
リベット孔に配置される鉄筋とコンクリートとの付着の度合を向上させることにより、堅牢なジベル化合成桁を構築することができる。また、鉄筋を配置する孔として従来のリベット孔を用いることができ、施行が容易である。さらに、ずれ止めとしてのスタッドを溶接する必要がなく、施行が簡便である。 |
技術概要
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図1は鋼リベット桁の補修方法を示す模式図である。まず、ウエブ1には桁の幅方向の左右に配置されるフランジ下面板2、2がリベット3により固定される(a)。さらに、左右のフランジ下面板2上にはフランジ上面板4が桁の幅方向の左右に配置されるリベット5及びリベット6によって固定される。次に、リベット3、5及び6をそれぞれ撤去する(b)。これにより、リベット孔7、8及び9が現れる。次いで、そのリベット孔7、8及び9に鉄筋10を配置する(c)。次いで、コンクリートを流し込んで、コンクリート形成体11を形成する(d)。図2はジベル化合成桁を示す断面図で、12はウエブ、13、13は桁の幅方向の左右に配置されるフランジ下面板、14は左右に配置されるフランジ下面板13上に配置されるフランジ上面板、19は従来のリベットと取り替えられた鉄筋であり、リベット孔15と16と17とを貫通するように配置される。その鉄筋の周りにコンクリートを流し込んで、コンクリート形成体18を構築する。これにより、従来のリベット孔15と16と17を貫通する鉄筋を有する堅牢なジベル化合成桁を構築することができる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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