出願番号 |
特願2007-251551 |
出願日 |
2007/9/27 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2009-087963 |
公開日 |
2009/4/23 |
登録番号 |
特許第5259151号 |
特許権者 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
発明の名称 |
超電導磁石装置の荷重支持材 |
技術分野 |
電気・電子、輸送 |
機能 |
機械・部品の製造、材料・素材の製造 |
適用製品 |
超電導磁石装置の振動モードを考慮した荷重支持材 |
目的 |
超電導磁石装置の振動モードを考慮することにより、強度を確保しつつ、熱侵入量の低減を図ることができる超電導磁石装置の振動モードを考慮した荷重支持材を提供する。 |
効果 |
超電導磁石装置の走行に伴って誘起される振動モードに応じて荷重支持材の形状を決定することによって、超電導磁石装置全体としての熱侵入量を減らすことができ、超電導磁石装置を冷却するための冷凍機に対する負荷が減るので、冷凍機の電力消費を減らすことができる。また、冷凍機は冷凍能力の小さなものを用意すればいいので、冷凍機が簡素化できる。 |
技術概要
 |
図1は超電導磁石装置を横から見た模式図、図2は超電導磁石装置の走行に伴って誘起される振動モードの実測例を上から見た模式図である。図1において、超電導磁石装置1はC1コイル2からC4コイル5までの超電導コイルを内蔵している。図2に示すように、内蔵している超電導コイル(C1コイル2からC4コイル5)は、超電導磁石装置1の外に出して見やすくしている。なお、ここではC1コイル2とC2コイル3は実測の対象としていない。図2に示すように、C3コイル4では、超電導磁石装置1と内蔵している超電導コイルの動きは逆位相であるが、C4コイル5では、超電導磁石装置1と内蔵している超電導コイルの動きは同位相である。このように、C3コイル4(対称性からC2コイル3も同様)の荷重支持材の変形負担は大きいが、C4コイル5(対称性からC1コイル2も同様)の荷重支持材の変形負担は小さい。したがって、図1において、C2コイル3とC3コイル4の荷重支持材6には太めの規格を、C1コイル2とC4コイル5の荷重支持材7には細めの規格を採用すればよい。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|