潤滑剤組成物

開放特許情報番号
L2010003616
開放特許情報登録日
2010/6/25
最新更新日
2012/10/19

基本情報

出願番号 特願2007-091070
出願日 2007/3/30
出願人 公益財団法人鉄道総合技術研究所
公開番号 特開2008-248080
公開日 2008/10/16
登録番号 特許第5068572号
特許権者 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 潤滑剤組成物
技術分野 有機材料、化学・薬品、輸送
機能 材料・素材の製造
適用製品 潤滑剤組成物、鉄道用部材に用いる潤滑剤
目的 車輪/レール等の鉄道用部材において、横圧を如何に低減するかが大きな課題である。近年、これらの問題を材料面から軽減する方策として、車両踏面/レール走行面の潤滑が注目されている。国内では、適用する摩擦調整剤や摩擦緩和材等の固体潤滑剤の開発・実用化が進められているが、固体潤滑剤は高価であるという問題があった。また、一般的なグリース系潤滑剤では、安全面での問題等があった。さらに、このような潤滑剤では、降雨など水分による影響が大きいといった問題があった。そこで、これらの問題のない鉄道用部材の潤滑剤組成物を提供する。
効果 この潤滑剤組成物は、水溶性のエマルジョンタイプであるため、降雨などによって鉄道用部材に水分が付着しても潤滑剤成分が変性することなく機能を保持でき、固体潤滑剤のように固体が蓄積することがないため、繰り返し用いる際の利便性が高く、また、安価な原料を用いることができるのでランニングコストを下げることができる。また、鉄道用部材の物理的な劣化・損傷を防ぐとともに、運転面での安全性も高まる。
技術概要
この潤滑剤組成物は、潤滑油基油と、界面活性剤と、潤滑油添加剤と、水を少なくとも含有し、微小すべり領域において鉄道用部材間の摩擦を低減する性質を有し、巨視すべり領域においてすべり率の増加とともに鉄道用部材間の摩擦を大きくする性質を有するものである。すべり率が2%未満の領域でトラクション係数が0.1以下であり、すべり率が2%以上20%以下ではトラクション係数が0.1を超えて上昇することが好ましい。この潤滑剤組成は、潤滑油基油0.08〜0.20wt%、界面活性剤0.03〜0.12wt%、潤滑油添加剤0.016〜0.083wt%の範囲であり、極圧剤を含有することが好ましい。用いられる潤滑油基油、界面活性剤および潤滑油添加剤は通常潤滑油に使用されるものであれば良い。この潤滑剤組成物は、車輪/レールなどの鉄道用部材に噴霧して用いることで、車両の横圧減少、摩耗防止、きしり音抑制の効果や、滑走・空転防止の効果を高めることができる。図は、実施例と比較例において、初回試行におけるすべり率とトランクション係数の関係、連続試行結果および参考例としての固体潤滑剤(曲線II)とグリース系潤滑剤(曲線I)のトラクション特性を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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