イネのいもち病圃場抵抗性遺伝子ならびにその遺伝子を利用した植物イネのいもち病抵抗性の改良方法

開放特許情報番号
L2010003518
開放特許情報登録日
2010/6/18
最新更新日
2016/8/1

基本情報

出願番号 特願2008-299377
出願日 2008/11/25
出願人 独立行政法人農業生物資源研究所、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号 特開2010-124701
公開日 2010/6/10
登録番号 特許第5545793号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 イネいもち病圃場抵抗性遺伝子Pi35(t)とその利用
技術分野 化学・薬品、食品・バイオ
機能 材料・素材の製造、検査・検出
適用製品 イネいもち病圃場抵抗性遺伝子Pi35(t)、 形質転換植物体の製造方法、イネのいもち病に対する圃場抵抗性を付与する方法、DNAによりコードされるタンパク質、タンパク質を認識する抗体、塩基配列を増幅するプライマーセット、植物をいもち病圃場抵抗性と判定する方法
目的 イネいもち病圃場抵抗性遺伝子Pi35(t)、 およびその遺伝子を利用した植物にいもち病に対する圃場抵抗性を付与する方法を提供する。
効果 本発明によれば、Pi35(t)遺伝子によって日本国内の複数のいもち病菌株に対して抵抗性を高めた植物を作出することが可能となる。すなわち、日本国内のイネ品種の中でPi35(t)遺伝子を持たない品種に対して単離したPi35(t)遺伝子を導入する、またはPi35(t)遺伝子を保持するイネを育種することによって幅広いいもち病レースに対して抵抗性を付与することが可能になると考えられる。
技術概要
 
連鎖解析によりイネの圃場抵抗性遺伝子Pi35(t)を単離し、Pi35(t)遺伝子を導入するまたはPi35(t)遺伝子を保持するイネを育種することによって幅広いいもち病レースに対して抵抗性を付与する方法であり、形質転換方法は宿主となる植物などの種類(単子葉植物、双子葉植物)に応じて適宜選択することが好ましく、例えばイネ、コムギ、オオムギ、エンバク、トウモロコシ、ハトムギ、イタリアンライグラス、ペレニアルライグラス、チモシー、メドーフェスク、キビ、アワ、サトウキビ等を挙げることができる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【有】  アメリカ合衆国、欧州特許庁、オーストラリア
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