出願番号 |
特願2008-260816 |
出願日 |
2008/10/7 |
出願人 |
独立行政法人情報通信研究機構 |
公開番号 |
特開2010-093491 |
公開日 |
2010/4/22 |
登録番号 |
特許第5565823号 |
特許権者 |
国立研究開発法人情報通信研究機構 |
発明の名称 |
パルス信号発生装置 |
技術分野 |
情報・通信、電気・電子、その他 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア、その他 |
適用製品 |
高周波パルス信号発生装置 |
目的 |
この発明は、構造の単純化、高性能化、小型集積化、設計の容易化、低消費電力化、低コスト化を実現することができるマイクロ波・ミリ波帯の高周波パルス信号発生装置を提供する。 |
効果 |
この発明の装置によれば、共振キャビティに負性抵抗を発生するように3電極高周波増幅素子を集積化させるとともに、電磁波を空間へ放射するアンテナ機能を共用させるように放射型発振器を構成し、3電極高周波増幅素子を短時間動作させることにより短時間の負性抵抗を得て、この負性抵抗と共振キャビティの構造に基づいて定まる発振周波数・周波数帯域幅の高周波パルス信号を発生すると同時に空間へ放射するようにしたので、構造が単純であり、設計が簡易であり、小型集積化、低コスト化が容易である。 |
技術概要
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従来、UWB技術を用いたマイクロ波、ミリ波帯UWBのパルス通信装置としては、パルス信号発生器や広帯域フィルタや広帯域アンテナをそれぞれ伝送路で接続して使用する方式をとっていた。しかし、これらの方式では、それぞれの回路の入出力反射係数や接続部の反射係数が広帯域にわたって十分小さくないと、それぞれの回路間で多重反射が生じてしまう欠点があった。 この発明の装置は、表面側誘電体基板と、裏面側誘電体基板の間に内層GNDを介在させた平面型放射発振基板は、放射面に一対の導体パッチを軸対象に備え、マイクロ波トラインジスタのゲート電極とドレイン電極を導体パッチに各々接続し、ゲート電極にはRFチョーク回路を介して直流バイアスを供給し、ドレイン電極にはRFチョーク回路を介して、モノパルス発生回路からモノパルスを供給し、ソース電極には発振条件を満たすインピーダンス線路を接続し、マイクロ波トラインジスタの短時間動作により生ずる負性抵抗と共振キャビティ構造に基づいて定まる発振周波数・周波数帯域幅の高周波パルス信号を発生すると同時に空間に放射させる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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