出願番号 |
特願2008-548136 |
出願日 |
2006/12/5 |
出願人 |
九州電力株式会社 |
公開番号 |
WO2008/068850 |
公開日 |
2008/6/12 |
登録番号 |
特許第5030971号 |
特許権者 |
九州電力株式会社 |
発明の名称 |
電磁誘導加熱調理器用冷却装置 |
技術分野 |
電気・電子、生活・文化、食品・バイオ |
機能 |
加熱・冷却、食品・飲料の製造、機械・部品の製造 |
適用製品 |
電磁誘導加熱調理器 |
目的 |
この発明は、電磁誘導加熱調理器(IHクッキングヒータ)の発熱原理である高周波誘導磁界による誘導電流を利用し、ペルチェ素子を冷却装置として用いた、加熱及び冷却装置兼用の電磁誘導加熱調理器を提供する。 |
効果 |
この発明の装置によれば、磁力発生コイルを設けた電磁誘導加熱調理器のプレートの上に設置される冷却装置であって、電磁加熱調理器を通常の加熱の用途のほかに、冷却装置の電力源としても使用することができる。また、冷却装置の温度制御は、電磁誘導加熱調理器側の交番磁界の強度調整で行えるため、冷却装置側に複雑な制御回路を設ける必要がない。 |
技術概要
 |
一般家庭においてオール電化住宅の普及から、電磁誘導加熱調理器の普及が進んでいるが、調理の際加熱だけでなく冷却しながら調理できる調理器具も要望される様になってきている。この要求に答えるものとしてペルチェ素子を用い、電流方向を切り換えることにより加熱、冷却を行う装置が検討されているが、ペルチェ素子のみでは、調理を行うための充分な加熱量が得られない欠点を有していた。この発明は、通常加熱のために用いられる電磁誘導加熱調理器で発生する交番磁界を、冷却装置のエネルギー源として用いることにより電磁誘導加熱調理器を加熱および冷却装置に兼用することのできる装置を提供するものである。電磁発生コイルを用いた電磁誘導加熱調理器のプレートの上に設置される冷却装置であって、この冷却装置は2種の金属または半導体で構成されるペルチェ素子を複数、同種のペルチェ素子と異種のペルチェ素子を交互になるよう配置するとともに、吸熱側と発熱側が同一方向になるように各ペルチェ素子を、電極板で接続してペルチェモジュールを形成し、ペルチェモジュールの始端と終端の電極板に、導体および整流用ダイオードを接続した電磁誘導加熱調理器用冷却装置である。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|