カーボンナノチューブのより簡便な分離回収方法

開放特許情報番号
L2010003296
開放特許情報登録日
2010/5/28
最新更新日
2015/9/30

基本情報

出願番号 特願2010-139405
出願日 2010/6/18
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2011-195431
公開日 2011/10/6
登録番号 特許第5594727号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 カーボンナノチューブのより簡便な分離回収方法
技術分野 化学・薬品、無機材料
機能 制御・ソフトウェア、機械・部品の製造
適用製品 金属型カーボンナノチューブと半導体型カーボンナノチューブを含むカーボンナノチューブ(CNT)から両者を効率的に分離・回収する方法、分離後のゲルに吸着したカーボンナノチューブ(CNT)を回収する方法
目的 CNT含有ゲル、又はCNT分散液とゲルを用い、物理的分離手段により処理することによって、半導体型CNTをゲル中に、金属型CNTを溶液中に存在させて、金属型CNTと半導体型CNTを分離する方法において、ゲルに吸着した半導体CNTを、ゲルを溶かすことなく、より簡便な方法で回収する方法を提供する。
効果 ゲルに吸着したCNTから、簡便にCNTのみを回収できるようになる。また、ゲルをそのまま再利用することが可能となるだけでなく、ゲルへの吸着と脱離を連続的に繰り返し行うことが可能となり、分離の簡略化・自動化に繋がり、分離コストを大幅に縮小することが可能となる。CNTから金属型CNTと半導体型CNTを分離する実効性のある方法ということができる。
技術概要
CNT含有ゲル、又はCNT分散液とゲルを用い、遠心分離法、凍結圧搾法、拡散法、又は浸透法などの物理的分離手段により処理することによって、半導体型CNTをゲル中に、金属型CNTを溶液中に存在させて、金属型CNTと半導体型CNTを分離し、さらに、半導体型CNTが吸着しているゲルに適当な溶出液を作用させることで、ゲルから半導体CNTを溶出させる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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