出願番号 |
特願2010-139405 |
出願日 |
2010/6/18 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2011-195431 |
公開日 |
2011/10/6 |
登録番号 |
特許第5594727号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
カーボンナノチューブのより簡便な分離回収方法 |
技術分野 |
化学・薬品、無機材料 |
機能 |
制御・ソフトウェア、機械・部品の製造 |
適用製品 |
金属型カーボンナノチューブと半導体型カーボンナノチューブを含むカーボンナノチューブ(CNT)から両者を効率的に分離・回収する方法、分離後のゲルに吸着したカーボンナノチューブ(CNT)を回収する方法 |
目的 |
CNT含有ゲル、又はCNT分散液とゲルを用い、物理的分離手段により処理することによって、半導体型CNTをゲル中に、金属型CNTを溶液中に存在させて、金属型CNTと半導体型CNTを分離する方法において、ゲルに吸着した半導体CNTを、ゲルを溶かすことなく、より簡便な方法で回収する方法を提供する。 |
効果 |
ゲルに吸着したCNTから、簡便にCNTのみを回収できるようになる。また、ゲルをそのまま再利用することが可能となるだけでなく、ゲルへの吸着と脱離を連続的に繰り返し行うことが可能となり、分離の簡略化・自動化に繋がり、分離コストを大幅に縮小することが可能となる。CNTから金属型CNTと半導体型CNTを分離する実効性のある方法ということができる。 |
技術概要
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CNT含有ゲル、又はCNT分散液とゲルを用い、遠心分離法、凍結圧搾法、拡散法、又は浸透法などの物理的分離手段により処理することによって、半導体型CNTをゲル中に、金属型CNTを溶液中に存在させて、金属型CNTと半導体型CNTを分離し、さらに、半導体型CNTが吸着しているゲルに適当な溶出液を作用させることで、ゲルから半導体CNTを溶出させる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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