出願番号 |
特願2010-041668 |
出願日 |
2010/2/26 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2011-178825 |
公開日 |
2011/9/15 |
登録番号 |
特許第5548479号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
単結晶微粒子の製造方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
サーモクロミック特性を有する二酸化バナジウム(VO↓2)の単結晶微粒子 |
目的 |
良好なサーモクロミック特性を有する二酸化バナジウム(VO↓2)の単結晶微粒子、及びその製造方法の提供。 |
効果 |
本技術によれば良好なサーモクロミック特性を有する二酸化バナジウム(VO↓2)の単結晶微粒子、及びその製造方法等の提供。 |
技術概要 |
この技術では、まず、バナジウム(V)を含む物質Aと、ヒドラジン(N↓2H↓4)またはその水和物(N↓2H↓4・nH↓2O)と、水とを混ぜて溶液を調製する。この溶液は、二酸化チタン(TiO↓2)の粒子を実質的に含んでいない。この溶液は、物質Aが水中に溶解した水溶液であっても良いし、物質Aが水中に分散した懸濁液であっても良い。物質Aには、例えば、五酸化二バナジウム(V↓2O↓5)、バナジン酸アンモニウム(NH↓4VO↓3)、三塩化酸化バナジウム(VOCl↓3)、メタバナジン酸ナトリウム(NaVO↓3)が含まれる。なお、物質Aは、五価のバナジウム(V)の化合物であれば、特に限定されない。次に、調製した溶液を用いて、水熱反応処理を行う。ここで、「水熱反応」とは、温度と圧力が、水の臨界点(374℃、22MPa)よりも低い熱水(亜臨界水)中において生じる化学反応を意味する。水熱反応処理は、例えば、オートクレーブ装置内で実施される。水熱反応処理により、二酸化バナジウム(VO↓2)の単結晶微粒子が得られる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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