大気中で安定なナノチューブ状の構造を形成するペルオキソ錯体及び該錯体を用いた酸化反応用触媒

開放特許情報番号
L2010003281
開放特許情報登録日
2010/5/28
最新更新日
2015/9/30

基本情報

出願番号 特願2010-033440
出願日 2010/2/18
出願人 独立行政法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2011-167627
公開日 2011/9/1
登録番号 特許第5435570号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 大気中で安定なナノチューブ状の構造を形成するペルオキソ錯体及び該錯体を用いた酸化反応用触媒
技術分野 有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 大気中で安定なナノチューブ状の構造を形成するペルオキソ錯体、ペルオキソ錯体を用いた酸化反応用触媒
目的 大気中で安定なペルオキソ錯体を作るには、ポルフィリンやトリスピリジルに代表される複雑な多座配位子を、更に高度に修飾することが必要とされ、配位子の合成および錯体の合成が難しいものが多い。そこで、極めて簡易な配位子をもち、常温、大気中で安定なペルオキソ錯体とその酸化反応用触媒としての利用方法を提供する。
効果 この方法によると、大気中で安定なナノチューブ状構造を形成するペルオキソ錯体を容易に提供できる。また、このペルオキソ錯体は、ろ過により単離できるので、このペルオキソ錯体を酸化触媒として用いた場合には、酸化反応により形成された製造物との分離が容易である。したがって、この大気中で安定なナノチューブ状構造を形成するペルオキソ錯体は、例えば、ファインケミカル工業分野、医薬、化粧品分野などにおける有機化合物合成のための不均一触媒として利用できる。
技術概要
ペプチド脂質と金属とで形成された金属配位型有機ナノチューブ状構造体の分散液に、過酸化物を添加することで形成された、ナノチューブ状構造を形成するペルオキソ錯体が提供される。ペプチド脂質は、一般式RCO(NH−CHR’−CO)mOH (式中、Rは炭素数6〜24の炭化水素基、R’はアミノ酸側鎖、mは1〜10の整数を表す。)又はH(NH−CHR’−CO)mNHR (式中、Rは炭素数7〜25の炭化水素基、R’はアミノ酸側鎖、mは1〜10の整数を表す。)で表わされるペプチド脂質であり、また、金属は二核錯体を形成する銅であることが、そして、過酸化物は過酸化水素であることが好ましい。好ましいナノチューブ状構造の平均外径は10〜500nm、平均長さは0.1〜100μmである。これ等ペルオキソ錯体を有効成分とする酸化反応用触媒が提供され、その酸化反応として、アルコールからケトン又はカルボン酸を生じる反応が挙げられる。図は、金属配位型有機ナノチューブの走査電子顕微鏡写真である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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